「日本の市町村の廃置分合」の版間の差分

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;市町村行政と地域住民との距離の拡大
:行政組織が大きくなって、また議員の数も減少し、地域の住民の意見が市町村行政に届きにくくなる。行政の広報委員としての役目の他に、地域と市町村行政との実質的なパイプ役となってきた区長などの地区役員制度も都市部の様式に統一されることによって機能が削がれる恐れがある。
:合併により誕生した[[岐阜県]]の新・[[高山市]]や同県の[[飛騨市]]、北海道の新・[[北見市]]が顕著な例である。
:また、非合併地区に比べ、合併地区では「以前に比べ選挙への影響力が強まっているか?」という質問に対し否定的な傾向が強いという結果が出ている<ref>「[http://jichisoken.jp/publication/monthly/JILGO/2010/01/aimai201001.pdf 市町村合併に伴う自治体政治動向について(2009)-政治的視点からの合併検証-]」自治総研(375), 1-45, 2010-01</ref>。
;行政サービスの低下