「おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク」の版間の差分

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大隅半島の地域メディアは、ペーパーメディアの[[夕刊紙]]の[[南九州新聞]]や月刊のフリーペーパーが数種あるが、県域局や県紙の[[南日本新聞]]は鹿児島県の3分の1の人口を占める[[鹿児島市]]や[[薩摩半島]]の情報を重点的に伝えていた(大隅半島から鹿児島市までは陸路・フェリーで2時間以上かかり、日常的な[[商圏]]とはいえないし、朝刊の配達も鹿児島市など都心部から見て数時間、場所によっては昼前後の配達になってしまう)。前述の南九州新聞の公称部数は5000部程度で地元で広く親しまれているとは言いがたく、地元密着のメディアはほとんど無いと言っていい状況であった。
 
また、2003年にはAMラジオの[[南日本放送]]が鹿屋中継局廃止を決定。大隅半島にはAMラジオの中継局が一切なくなり難聴取地域(特に夜間)が発生した<ref>但し、[[2011年]][[10月]]より[[Radiko]]を利用した[[インターネットラジオ]]放送のサービス(鹿県全域限定)を使うことによって聴取することは可能となったほか、[[2015年]][[11月]]に[[FM補完中継局]]として鹿屋中継局が復活した。</ref>。FMかのや・きもつき開局日には[[アマチュア無線]]家がこのことを批判しており、前述の事項と合わせて地元では県域局の大隅半島軽視指向と捉える見方がある。
 
このため、過去にも鹿屋や志布志でコミュニティFMの設立構想が幾度かもち上がったものの、主として財政面の見通しが立たないなどの理由からいずれも立ち消えとなっていた。