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'''グロブリン''' ({{lang-en|Globulin}}) は、古くは 水に不溶で,希アルカリ性または中性の塩類溶液に溶ける単純[[タンパク質]]の一群の総称であった(標準化学用語辞典(丸善)第2版 https://www.chem-reference.com/searchmain.php 2017年7月1日閲覧)。動植物に広く存在する[[タンパク質]]を、グロブリンが硫酸アンモニウム半飽和水溶液で沈殿するのに対し、[[アルブミン]]は沈殿しないもの、と二大別していたことによる。血清グロブリン(血漿由来),オボグロブリン(卵白由来)、ラクトグロブリン(哺乳類の乳汁由来)などのほかに、植物性グロブリンがある。 現在では、血清[[アルブミン]]、[[フィブリノゲン]]と並ぶ血漿タンパクのグロブリンをさすことが多い。アルブミンと比べて水に溶けにくく、[[血清]]の[[電気泳動]]においても、等電点がアルブミンよりも高いため移動しにくい。
 
[[タンパク質電気泳動]](Protein electrophoresis)は、次の4つの部類にカテゴライズするのに使われる。