「白鯨 (映画)」の版間の差分

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1841年、イシュメールが冒険を求めて捕鯨船ピークォッド号に親友のクイークェグと共に乗り込んで、大海原に出た。そこで鯨の歯でできた白い義足に肩幅の広い体を支えられたエイハブ船長と出会う。エイハブは、足を食いちぎられた恨みに宿敵である白鯨(モビィ・ディック)を追うことを船乗りたちに誓わせる。
 
長い年月の航海の後、遂に宿敵の白鯨がその巨大な姿を現した。エイハブの指揮するボートを先頭に、スターバック、スタッブ、フラスクの三人が指揮したボートが続き、決死の覚悟で追跡を続ける中、白鯨は海中に沈んだ。後にそれまで静かだった海面が割れ、水柱が立ち、モビィ・ディックが真っ向からエイハブに挑む。エイハブたちが銛を何発も投げ込むが、その勇敢な戦いも空しく、モビィ・ディックに致命傷を負わせるまでには至らなかった。それどころか、水飛沫で突き刺さった銛を払いのけて、口を開けてエイハブのボートを真っ二つにし、そこの乗組員の一部を血祭りに上げる。イシュメールとクイークェグは引き上げられたが、海に落ちたエイハブは、鯨に突き刺さっている銛の綱に摑まり、白鯨の体をよじ登り、必死に振り払おうとするモビィ・ディックの抵抗をものともせず、銛を何度も突き刺し続ける。致命傷を与えられぬエイハブの怒りは膨れ上がり、銛に憎悪をたぎらせて突き刺したのを最後に、鯨は海に姿をくらます。そた。再びに上がった時、エイハブはロープに絡まっていたためおり脱出することも鯨の体に縛り付けられた形きず溺死するしていたしかしながら、鯨に揺られてあたかも自分たちを招くようにエイハブの手が動くのを見た船乗りたちは、死してなおモービー・ディックへの復讐に執念を燃やすエイハブ船長が手招きしての姿に心を奮ると誤解し立たせ、最後まで戦うことを決意する。しかし、いよいよ白鯨の凶暴性むき出しに現れなり、乗組員は全員血祭りが海出され、最後にはピークオッド号は沈没させられる。この壮絶な戦いの後、白鯨は行方不明とな海中に消えていく。船乗りのうち、イシュメールだけが奇跡の生還を遂げ、物語の幕は閉じる。
 
イシュメールだけが奇跡の生還を遂げ、物語の幕は閉じる。
 
==キャスト==