「マルコポーロ事件」の版間の差分
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この記事を掲載した『マルコポーロ』1995年2月号が発売されたのは1995年1月17日で、[[阪神・淡路大震災|阪神大震災]]が起きた日で震災報道に覆い隠されていた。また国内の多くの識者は、記事の内容そのものがニュルンベルク裁判におけるナチス戦犯と連合国による証拠と弁論に基づく判決と戦犯処刑によって決着した戦後処理事案の蒸し返しにすぎないと受け止め、話題性がないとして沈黙を守った。
雑誌発売を受けて直ちに、[[アメリカ合衆国]]の[[ユダヤ人]]団体と[[駐日イスラエル
執筆者の西岡や木村愛二などホロコースト見直し論者はこの決定に抗議を展開した。また、歴史認識と言論の責任をめぐって広範な議論が起こった(廃刊抗議者が論ずるようなナチ賛美はヨーロッパでは犯罪と定義されている)。また、この事件をきっかけとして、過度な広告収入への依存に対する反省や出版社のスポンサーからの自立についても議論が広がった。
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