「純陀」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →純陀と釈迦の出会い: 誤字の修正 |
m編集の要約なし |
||
38行目:
その後、純陀は釈迦に、「施しをすることは本当に尊いことが分かりましたが、では尊者ではなく、あらゆる人々にもしていくべきでしょうか?」と尋ねたところ、釈迦は純陀に対し、施しをする相手について次のように一つだけ条件を付けている。
:「世の中にはただ一種類だけ、施してはならない者がいる。それは[[一闡堤]](い
〔この敵対思想排斥の概念は、全てが救われるべき後年の大乗経典においては異端となるため、「施してならないのは、完全なる一闡提に限定されそこに至らない悪人は含まれない。」又は「施しをしてはならないのはその人間ではなく、その行為に対してである」とし、結果的に「一切悉有仏性すなわち一切の者は仏性を持っている」の精神を損なうものではなく、大乗の大般涅槃経の後半において、最終的に[[一闡堤]]も成仏が可能であるという結論に至った。〕
54行目:
==== 純陀の境涯と成仏 ====
大乗の涅槃経においては、純陀は優婆塞(在家の信徒)でありながら[[十地]]の境涯を得ている菩薩とされ、釈迦仏より一子[[羅ご羅|羅睺羅]](釈迦の実子、ラ
==参考文献==
|