「モニュメント」の版間の差分

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また貢献度の高い個人を称えるものなどとして、支配者、軍人、聖職者などが、生前の功績をたたえられて没後立てられたり、あるいは本人が生前に自ら自分の治世を自画自賛して立てたりすることもある。
 
[[エジプト]]の[[ピラミッド]]のように、王が農作業の出来ない雨季の公共事業として、生前自らの墓所として建設させたようなものもある。さらに、[[戦勝記念碑]]として建てられた[[凱旋門]]、[[終戦記念碑]]のようなものもある。そして、近代国民国家の戦争の戦没者を記念・追悼するには、[[無名戦士の墓]]、[[無名戦士の碑]]、戦没者墓苑、戦没者記念碑などのような記念・追悼施設がある。[[慰霊碑]]、[[忠魂碑]]、[[招魂社]]([[護国神社]]と[[靖国神社]]の前身)のようなものは戦没者追悼(=記念)あるいは戦死した軍人を賛美するために作られ、近代[[国民国家]]の[[戦争動員]]という役割も果した。戦没者を悼み、子孫を癒やし、次の戦争への動員を可能にする手段。日本の戦前の記念・追悼施設は、靖国神社をはじめ、まさにその機能を持った。{{要出典|date=2016年11月}}
 
都市の中でのこうしたモニュメントの果たす役割が、時代と共に変化し、また中心的なモニュメントが世代交代するなど、美学からの議論はウィーンの美術史家、[[ハンス・ゼードルマイヤー]]の『中心の喪失』(1948年、''Verlust der Mitte'')に詳しい。