メインメニューを開く

差分

一方、フランス語では「機構」を示す「{{lang|fr|Organisation}}」を付してOrganisation des Nations uniesから、「{{lang|fr|ONU}}」との略称を用いている。スペイン語(Organización de las Naciones Unidas)、イタリア語(Organizzazione delle Nazioni Unite)も同様である。<ref>吉田 (2003:46)。</ref>。ドイツ語では「連合国」と直訳している。
 
日本においては、戦争中の国家連合の名称としては「連合国」、国際機構に対しては「国際連合」との訳語が一般に用いられてきた。後者を軍事同盟の連合国と区別するために「国際連合」と意訳したのは外務官僚であるとされる<ref>吉田 (2003:39, 46)。</ref>。ただし、連合国側も日本の占領時には連合国について"the Allied Powers"と表記しており、"the United Nations"という用語を軍事的な意味で継続して使用する意思はなかった。1944年([[昭和]]19年)1010月にダンバートン・オークス会議で発表された「国際連合憲章の原案(「一般的国際機構設立に関する提案」)」を同年12月に外務省が翻訳した際には、既に「国際連合」という訳語が用いられており<ref>外務省条約局「条約集号外第18号」</ref>、その後も国際機構を指す言葉としては戦中<ref>{{アジア歴史資料センター|B02033038700}}</ref>から戦後、現在に至るまで使用されている。朝日新聞は、駐英大使{{疑問点|date=2014年6月|title=駐英大使一覧には名前が無く、戦時中には}}の[[森治樹 (外交官)|森治樹]]が名付け親だとする話を報じている<ref>「朝日新聞」平成25年6月19日朝刊12ページ。国連本部主任広報官などを務めた吉田康彦への取材を行った結果によるもの。同紙は森を知る複数の外務省OBに電話したが、経緯はわからなかったという。ちなみに、国連の前身「League of Nations」も直訳の「国家連盟」ではなく「国際連盟」と訳された。外交史料館によると、外務省で訳を検討した際、当時の欧米課長[[武者小路公共]]が思いついたという。</ref>。
 
日本と同様に漢字を使用している中華民国や[[中華人民共和国]]では「{{lang|zh|聯合國/联合国}}」(戦前の諸国連合の名称としては「{{lang|zh|盟國}}」)が主に用いられている。[[大韓民国]]では、日本と同じく「{{lang|ko|國際聯合}}(국제연합)」であるが、英音短縮であるUN(「ユーエン」と発音、表記は「{{lang|ko|'''유엔'''}}」)が用いられる方が一般的である<ref>朝日新聞 平成25年6月19日朝刊12ページ。同紙の記事では、韓国の大手紙に「国際連合」が初登場したのは45年12月とされている。韓国紙記者や外交官は「日本の敗戦まで韓国は日本に併合されていたのだから、日本の影響とみるのが当然」としている。ただし46年11月から「UN」というローマ字表記も使われ始め、今ではこちらの方が定着している。</ref>。
239

回編集