「ミサイル防衛」の版間の差分

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航空自衛隊の1個高射群は4個高射隊により編成されていて、基本的に1個高射隊は1個のファイヤユニットで編成される。1ユニットの編成は射撃管制装置・レーダー装置・アンテナマスト・電源車・無線中継装置・発射機5機からなる。(MD対応部隊では3機にPAC-2・2機にPAC-3を搭載)当初は、2007年度から2010年度までに毎年4ユニットずつ(2007年度に[[第1高射群]]配備・2008年度に高射教導隊と第2術科学校配備、2009年度に[[第4高射群]]配備、2010年度に[[第2高射群]]配備)、2011年度と2012年度に予備用に毎年1ユニットずつを配備してPAC-3によるミサイル防衛網の構築を完了する予定だったが<ref name="19hyouka"/>、北朝鮮のミサイル開発が進展していることから、既存のPAC-3を分散再配置することにより全高射群にPAC-3を配備するよう計画を変更した。2011年度予算で調達した[[第5高射群]]用の1ユニット分が2014年度に配備されることで、PAC-3によるミサイル防衛網が完成する予定である。
 
また、[[車力分屯基地|航空自衛隊車力分屯基地]]と[[京都府]]の[[アメリカ軍]][[経ヶ岬通信所]]には、AN/TPY-2警戒管制レーダーが配備されている。これはトレーラーほどの大きさの移動式前方配備型Xバンドレーダー(FBX-T)で、THAADミサイル・システムで利用されているレーダーを転用したものであり、アメリカ軍が運用するが日本側と連接され、ホットポイントである日本海における固定用(ウオッチタワー)であると考えられている。
 
===== その他の迎撃部隊 =====