「僕たちがやりました」の版間の差分

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<!-- 原作に関する記述節です。原作の登場人物のみを記述してください。ここにテレビドラマの情報は記述しないでください。 -->
; 増淵 トビオ<ref name="name5-45">原作5巻第45話に記載されている。</ref>(ますぶち トビオ)
: 本作の主人公。凡下高校の2年生。あだ名は「トビオ」。小学生の頃、熱くなってもいことが1つもなかったため、そこそこの人生が理想だと思っている。学校の決まりにより、部活に属してはいるが、名前だけのフットサル部で部員のマルや伊佐美、OBのパイセンと遊んでいる。
: 爆破事件により、10人もの矢波高生を殺したという罪の意識に苛まれながらも逃亡の道を選ぶ。最初はパイセンと共に海外に脱出しようとしたが、直前にパイセンが逮捕されたことで失敗。その上、パイセンに口止め料でもらった300万のうち、299万をマルに奪われ、あてのない逃亡生活を送る。
: 真良中の自首で表向きは無罪になるが、飯室からの呪詛の言葉で苦しみ、無意識のうちに学校の屋上から飛び降りる。入院した病院で開き直って、人生をやり直すことにし、病院で再会した市橋に嘘を突き通したまま友人となり、蓮子とも結ばれるが、市橋の自殺により、自首を決意。爆破仲間たちと共にフリーセックス集会を乗っ取り、爆破事件の真犯人であることをメディアを通じて告白するが、玲夢一行に拉致されてしまう。制限時間付きの解放を告げられるが、マルや伊佐美と違い、「死を決意してきた」ことから逃げ出さず、車内で事故を起こして切り抜けようとするが、パイセンが玲夢を殺害して逮捕され、自身は輪島の工作により、パイセンに利用された被害者として解放されることになる。
: 10年後の世界では、芸能事務所ビフプロダクションのマネージャーになっているが、蓮子とは別れており、夏っちゃんと交際中。10年前の事件の罪の意識に苦しんでいるが、パイセンのアドバイスにより、「耐えられなくなったら、死ねばいいだけ」と考えるようになる。最終回では、夏っちゃんとの間に生まれた子供の名前を考えている最中、10年前の爆破事件の現場を見て、本当は笑っていたことを思い出した。
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: トビオの同級生。あだ名は「マル」。腹黒い性格。特技は書道。家族は母親が登場。
: 矢波高の生徒に「死ね」と言ったことから、報復で拉致られ、別高校の水前寺と殴り合いをさせられる。勝利したが、市橋たちには許されず、リンチされた。これにより、トビオたちは矢波高への報復を行い、爆破事件に発展する。
: パイセンからもらった口止めの金をトビオの分も奪って逃亡。京都の風俗に入り浸り、童貞を捨て、今度は伊佐美から口止め料を奪おうとするが、女性外人のスリに遭って失敗。
: 真良中の自首で表向きは無罪になった後、罪悪感を抱かず、以前にも増して、パイセンの金に縋るようになり、京都での風俗生活を再開し、高級腕時計をクラスメイトに見せびらかしていたが、水前寺からの報復を受ける。水前寺に復讐するも失敗し、和解も失敗。これにより、「トビオたちと本当の友達になる」という決意の下、自首イベントに参加するが、玲夢に脅迫されると一目散に逃げだし、イベントのための資金の一部を奪う。
: 10年後の世界では、奪った資金を元手に登録商標・「ミトコンドリア水」でネズミ講を働き、年収3000万の男となっている。
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: 「秀郎」の名は、あまりにも顔が不細工であったための「'''ひで'''え顔の野'''郎'''」という意味で父につけられた名。
; 蒼川 蓮子(あおかわ れんこ)
: トビオの幼馴染。女子高に通っており、市橋と仲がい。トビオと付き合うが、蓮子を巻き込みたくないと思ったトビオにより別れを告げられる。
: 10年後の世界では、別の男性と結婚し、子を身籠る。病院でトビオと再会した際には、罪を背負いながら生きている彼を誉めた。
; 新里 今宵(にいさと こよい)
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: 警察組織の上層部にも顔の利く、風俗界の首領(ドン)。沢山の愛人を持ち、13番目の愛人・「早季絵」に小坂秀郎(パイセン)を産ませる。
: 秀郎の起こした爆破事件を揉み消そうとし、ホームレスの真良中幹男を代役に立てるが、それは父親の愛情ではなく、自分の利益にすぎず、秀郎と十数年ぶりに再会した際には、秀郎のことは、一欠片も愛していないことを明かした。
: 秀郎たちの自首イベントに激し、玲夢を差し向けて殺そうとするが、逆に玲夢を殺害され、事件の隠ぺいと秀郎との血縁関係の削除のために総資産の7割を失うことになる。
; 輪島 玲夢(わじま れいむ)
: 小坂秀郎の異母弟で、輪島の2番目の愛人の子。入れ墨だらけのヤクザまがいの男で誰かの目をくりぬいたことがある危険人物だが、父・宗十郎には従順。
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: 10年後の世界に登場した女性。蓮子と別れた後のトビオの新しい恋人であり、トビオと同じマンションで暮らしている。トビオのことは「トビくん」と呼んでいる。トビオの子を妊娠しており、最終回で男児を出産。 
; ワタル
: 10年後の世界に登場した高校2年生。ヒーロー願望があるが、芸能プロダクションのオーディションには落選、校内でのイメチェンも上手うまくいかず、勉強も志望校には届かずにいる。最後の手段として、連続殺人でヒーローになることにし、10人目に目についたトビオを最初の標的にするが、10年前の事件で死を望んでいるトビオの凄みにビビッて逃げ出す。
 
== 書誌情報 ==
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<!--ここには作品を説明・理解するために必要な「主な相違点」を書くようにしてください。推測や感想などの独自研究、重要ではない変更点など、記述することがふさわしくない場合もあります。-->
* 立花 菜摘と西塚 智広はドラマのオリジナルキャラクターである。
* 蓮子がトビオ達と同じ高校に通っている<ref>原作に女子校という台詞セリフがある。</ref>。
* トビオ・マル・伊佐美は原作では輪島に罪を揉み消されたまま暮らしていたが、本作ではトビオの行動がきっかけで三人とも逮捕されている。
* 原作では輪島は事件の隠ぺいと秀郎との血縁関係の削除により、総資産7割を失うことになったが、本作ではそのような描写がない。しかし後日弁護士共々数々の犯罪の隠蔽の罪で飯室に出頭を命じられる。
* 原作では罪悪感を抱えつつも、10年後には4人全員が平穏な生活を送っているが、本作ではマル・伊佐美・パイセンの3人が罪悪感はあるもののそれぞれ幸せや夢を掴んでいる中、トビオのみ職場から追われるなどの迫害を受け、幸せや希望を掴めないまま、罪悪感に苛まれ続ける壮絶な人生を送っている。
* 原作ではマルは10年後ネズミ講の元締めをやっていたが本作ではキャバクラのオーナーを勤めている。
* 原作ではパイセンは10年後には痩せ細っていたが本作ではそのような描写は無い。