削除された内容 追加された内容
→‎歴史: 年順に紹介する大観的な狂歌史の例証歌と歌人の紹介
→‎参考文献: 江戸以前の狂歌の全貌をわかるための参考になる本
147行目:
 
== 参考文献 ==
 
'''狂歌研究用の三大シリーズ'''
 
''' ● 狂歌大観 明治書院 1982(本篇+笑話集の抜粋と画書等の参篇)'''
 
'''どこでもいいが、主に上方が1740までの狂歌ある書物。参加編に笑話集抜粋も。蛇足がゼロに近いから、日本国語大辞典を引かないと素人は読めないが。以外に安く手に入るが、解説+注は皆無のごとく。'''
 
'''● 近世上方狂歌叢書』29巻?近世上方狂歌研究会 和泉書院1984~2000?'''
 
'''1750~幕末までの上方狂歌本。研究者の出版の状況などの解説もあるが、印刷が薄過ぎたり濃過ぎたりなる上に字も極めて小さいから虫眼鏡買わねば読めへん!瘤に蜂の値段も高い!それぞれに幾つかの書物入る小巻は、巻の番号で年順は分からないが、数冊である下門の系統順が続く場合もある。'''
 
'''● 江戸狂歌本選集 十五篇 江戸狂歌本選集刊行会 1998-2007'''
 
'''最初の六篇か、1770~幕末までの江戸狂歌本が年順になる。狂歌読書や当時の歌論と翻刻の挿絵や花印なども綺麗に見える巻もある。読みやすい大型の本が、五十音引きなどの参考の本の贅沢な余白の代わりに値段を下げて欲しい。'''
 
''' ※ 一般読者向きの参考と参照になる狂歌そのもの沢山紹介する本 ※'''
 
''' ●Robin D Gill Mad In Translation Paraverse Press 2009'''
 
'''●同著 古狂歌 ご笑納ください: 万葉集まで首狩に行ってきました 2017'''
 
'''●古狂歌 物に寄する恋: 託せば思ひも軽くなります 2017 '''
 
'''●古狂歌 滑稽の蒸すまで: 鮑の貝も戸ざさぬ国を祝ふ  2017  '''
 
'''●古狂歌 気の薬のさんぷる袋: 「ご笑納ください」の大文字短縮版 2017 日本語のて、に、を、はも編集も不十分ながら、四冊にテマ別な約一万狂歌の紹介です。小題と解説のみならず、テーマか比喩などに分かれて約万首の紹介。数千首に英語の「狂訳」のおまけもある。首と詠む人の五十音引きはないが、代わりにGoogle Books 100%可視検索可能になる。'''
 
'''●吉岡生夫 「狂歌逍遥(第1巻)狂歌大観を読む」2010'''
 
'''●同著「狂歌逍遥 (第2巻) 近世上方狂歌叢書を読む」2014'''
 
'''各本は、研究用の大シリーズの中の一冊一冊の狂歌本の歌例+解説。三十一音詩の歌論、年表、数十人の小集などの追加章もある。氏のウェブサイトで三大狂歌の研究のシリーズの全書物が年順がよくわかるような表もある、狂歌の紹介に尽くす歌人です。'''
 
'''●鈴木棠三 狂歌鑑賞辞典 角川書店, 1984'''
 
'''●同著 落首辞典  東京堂出版 1982'''
 
'''双方とも解説要る歴史的に甲斐ある、又難解の首と名首と江戸狂歌に傾けているが、五十音順ながら、本歌と変種などの説明もいい。落首を後書きに年順でも引けるが便利。'''
 
'''●なだいなだ「江戸狂歌」 1984'''
 
'''後に文庫にも再販が、後の二十年間の本や記事よりも公平、しかもユーモアを忘れた糞まじめの株式会社日本に狂歌はどうだい?という観点も素晴らしい。天明狂歌の割合が多いが、研究用の三大狂歌シリーズがまだなかった文学ではなく心理+精神医学者としてあっぱれとしか言えない。'''
 
'''●武藤禎夫「もじり百人一首を読む 江戸のパロディー」 朝日新聞社また東京堂出版1998は一杯ある歌例とイラスをして意外に安値!'''
 
'''●山本 廣子「狂歌百人一首泥亀の月」'''
 
'''もじり歌は二次てき文学ではなく、現代社会にも通じる心をよく解釈します。'''
 
'''※天明狂歌中心の部分の参考書※'''
* [[根岸鎮衛]] 『[[耳嚢]]』全3冊 [[長谷川強]]校注、[[岩波書店]]〈[[岩波文庫]]〉、1991年 - 江戸時代の随筆。狂歌についての逸話を収録。
* [[浜田義一郎]] 「狂歌」(『日本古典文学大辞典簡約版』岩波書店、1986年、486 - 487頁)