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* 45回転シングル盤と同じ大きさ、同じ回転数であるが、片面に2曲 - 3曲程度ずつ収録したものをこう呼ぶ。穴の大きさは大小両方が存在する(アメリカは大、日本では小がほとんど)。アメリカでは(45回転専用プレーヤー向けで)ほぼ1959年まで 。[[流行歌]]や映画の[[サウンドトラック|サントラ]]盤、新曲+発表済みの楽曲を収録されたものが多く、曲数の割りに比較的安価だったことから、LPを購入する予算がない、または目的の曲+αが聴ければ満足とする学生などの若年層にアメリカ以外で1960 - 1970年代初頭にかけ好評だった。イギリスでは『[[マジカル・ミステリー・ツアー]]』が2枚組EP(片面1-2曲)として、アルバムに閉じたものが発売されていた。イギリスではシングルと同じようにセンター(シングル盤の項参照)が設けられることが多かった。日本では時に45回転シングルをEPと呼称することがあるので、厳密に区別して4曲入りEPとも呼ばれるが、EP盤は4曲とは限らない。あくまでシングルよりも収録曲数が増えた形式である<ref>オーディオ50年史 4章1節</ref>。概して音が小さく音質はあまり良くない。また、33回転のコンパクト盤は別種とされる。
 
==== [[コンパクト盤]] ====
[[ファイル:Compact-vinyl.JPG|thumb|150px|コンパクト盤]]
* 回転数 : 33 1/3r.p.m.
* 直径 : 17cm(7インチ)
* EP盤と同じ大きさで回転数を33 1/3に落として収録時間を長くしたものを日本ではコンパクト盤・コンパクトLP・ミニLPと呼ぶ。穴の大きさはLPと同じ。邦楽、洋楽ともに[[流行歌]]や映画の[[サウンドトラック|サントラ]]盤が一般的で曲数が多く安価だったことから、LPを購入する予算がない、または代表曲+αが聴ければ満足とする学生などの若年層に[[1960年代|1960]] - [[1970年代]]初頭にかけ好評だった。ただし[[音質]]は通常のLPでの内周部にあたるために劣る。
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