「協和キリン」の版間の差分

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下地隆史 (会話 | 投稿記録)
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現在は、医療用医薬品が連結売上高の約75%(2012年)を占め、医薬品メーカーとなっている。また連結売上高の約23%(2012年)を占めるバイオケミカル事業では、各種の[[アミノ酸]]の発酵生産において[[味の素]]社と双璧である。うまみ調味料として用いられる[[グルタミン酸ナトリウム]]においては[[味の素]]社に先んじて世界で初めてその発酵技術を確立した実績がある。
 
旧・協和醱酵工業は[[第一勧銀グループ]](現 [[みずほグループ]])だが、傘下入りしたキリングループは[[三菱グループ]]に属するため、現在の協和発酵キリンは[[第一勧業銀行|第一勧銀]](現:[[みずほ銀行]])色と[[三菱財閥|三菱]]色を併せ持つ企業であるといえる。[[2017年]]現在協和発酵キリンは第一勧銀グループの社長会である三金会に加盟している<ref>「六大社長会の加盟企業 秘2017年版バージョン」『週刊ダイヤモンド』2017年7月29日号、32-33頁。</ref>
 
防府工場には[[2002年]]まで[[協和発酵硬式野球部|硬式野球部]]があり、[[都市対抗野球大会|都市対抗野球]]にも何度も出場していた([[1975年]]の第46回大会、[[1991年]]の第62回大会、[[2002年]]の第73回大会に出場)。主なOBには[[津田恒実]]([[広島東洋カープ|広島]])・[[上本達之]]([[埼玉西武ライオンズ|西武]])などがいる。
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* [[MCフードスペシャリティーズ]](旧・キリン協和フーズ)
 
== 不祥事 ==
[[ファイル:KyowaHakkoKirin-TokyoResearchPark.jpg|thumb|マウスを紛失した東京リサーチパーク]]
* 1995年、[[リジン]]をめぐる[[国際カルテル]]に加担していたことが[[FBI]]の盗撮によって暴露、告発された<ref>[http://www.nikkeibp.co.jp/archives/105/105161.html FBIが隠し撮り--暴かれた味の素/協和発酵らの謀議]</ref>。
* 2010年9月10日、「同年8月4日・11日、東京リサーチパーク研究棟内で薬の基礎研究のために飼育していた遺伝子組み換えマウスの雌計二匹を紛失した」と発表した。死んでいたマウスを誤って処分した可能性が高く、[[病原体]]もないことから、[[生態系]]への影響は'''ほとんど'''ない。しかし社内での調査・捜索を優先した結果、[[文部科学省]]への報告が最初の紛失から約3週間後の8月26日まで遅れ、遺伝子組み換え生物の扱いで要求される厳重な管理体制と迅速な報告体制の不備が浮き彫りとなった<ref>[http://www.kyowa-kirin.co.jp/news/2010/20100910_01.html 遺伝子組換えマウスの不適切な管理について] 協和発酵キリンニュースリリース(2010年9月10日)</ref>。
 
*2010年9月10日、「同年8月4日・11日、東京リサーチパーク研究棟内で薬の基礎研究のために飼育していた遺伝子組み換えマウスの雌計二匹を紛失した」と発表した。死んでいたマウスを誤って処分した可能性が高く、[[病原体]]もないことから、[[生態系]]への影響は'''ほとんど'''ない。しかし社内での調査・捜索を優先した結果、[[文部科学省]]への報告が最初の紛失から約3週間後の8月26日まで遅れ、遺伝子組み換え生物の扱いで要求される厳重な管理体制と迅速な報告体制の不備が浮き彫りとなった<ref>[http://www.kyowa-kirin.co.jp/news/2010/20100910_01.html 遺伝子組換えマウスの不適切な管理について] 協和発酵キリンニュースリリース(2010年9月10日)</ref>。
== 宣伝・広告 ==
『[[NNN JUST NEWS]]』の末期(1983年10月 - )から『[[NNNニュースプラス1]]』の途中( - 1995年3月)までと、『THEサンデー』(1995年4月 - 1998年3月)の中期の約15年間に渡り、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列のニュース番組や、[[TBSテレビ|TBS]]系列の『[[JNN報道特集]]』、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列の『小川宏のTOP情報』、『報道2001』の[[スポンサー|提供スポンサー]]を務め、「カラダワンダーランド」・「自然は大きなホスピタル」をテーマにした企業[[コマーシャルメッセージ|CM]]を流し、「医薬品メーカー・協和発酵」としての知名度を上げてきた。最近では、[[一社提供]]番組の[[水百景]]([[テレビ東京]]系列、2005年4月 - 2009年12月)や全国ネット番組の[[ウェークアップ!ぷらす]]([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作・[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列、不定期枠)を提供していた。
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[[2001年]]には新聞広告として、両方の鼻の穴に[[ティッシュペーパー]]を詰めた少女が登場する[[花粉症]]治療啓蒙広告(花粉なんか、)を発表した。同広告は第69回毎日広告デザイン賞の第3部「広告主参加作品の部」の最高賞を受賞した<ref>[http://compe.japandesign.ne.jp/report/01_mainichiAD/report.php3 2001年度・第69回 毎日広告デザイン賞 入賞作品展 展覧会リポート]、株式会社JDN。(2014/9/29閲覧)</ref>。
 
== 参考文献 ==
* 『[[週刊ダイヤモンド]]』[[2017年]][[7月29日]]号、[[ダイヤモンド社]]
 
== 脚注・出典 ==
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