「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」の版間の差分

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またゼロの過去についても、いつの時代の事なのか明らかでなく、現在のゼロの年齢は不明。わずかな手がかりとして、10代後半程度と思わしき少女に「おじさん」呼ばわりされて不満気な表情を見せた事が一度だけある。
 
「世界各国を飛び回る贋作者」という生業ゆえ、[[FBI]]をはじめ各国の警察から要注意人物としてマークされており、逮捕・拘束されることもあるが、証拠不十分等の理由から必ず釈放される。その一方で警察関係者が事件解決真相究明のためゼロに依頼をするシーンも多々見られる。
 
最終回では[[ギザの大ピラミッド]]にあるオシリス・シャフト内で[[錬金術]]の奥義が記されているという「[[エメラルド・タブレット]]」を発見したものの、その場で致命傷となる銃撃を受けてしまう。とっさに自らの体にタブレットを取り込み死亡したかのように見えたが、自身の意識を移植させた[[クローン人間|クローン]]を作り出しており(同時間帯に京都にあるゼロの別邸で作業をしている描写が見られる)、最終的には作品を依頼者に手渡している。
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ゼロは通常、依頼人に極めて高額の報酬を要求する。振込先は「[[スイス銀行]]のオール・ゼロの口座」である。
 
時折依頼を受け(もしくは美術品が完成した)、依頼人に対して「いかなる真実が待っていてもそれを受け入れる覚悟はあるか?」という忠告を投げかけることがある。この忠告は本編における伏線の役割を果たしており、ストーリー終盤に依頼人が忠告の意味に気づいて大団円、或いはゼロがその結果を新聞で確認し、本編て物語終了完結するエピソードも数多い
 
誠実な依頼人は報酬がたとえ全財産であっても、それを後悔しないだけの精神的充足を得て再出発するように描かれる。一方不誠実な依頼人(私利私欲のために美術品を利用する、またはゼロを貶める行為をした者)は経済・社会的破滅もしくは依頼人の死を持って完結する。
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=== 私生活 ===
服装にも非常にこだわりを持っており、依頼人からの依頼・受け渡しの際は髪型はオールバック、服装はダブルのスーツ姿で登場することがほ一貫していんどである。ただし贋作製作のときは前髪をおろし(あるいは前髪が崩れても整えない)、上述のとおり作者になりきることからさまざまな服を着こなし、更には無精髭を生やすことも少なくない。
 
ゼロは世界各地に別邸や工房を持っており、その大部分は最初の一軒(上記の老政治家から依頼の報酬として受け取った)を元に建てたものであるという。また必要に応じてオリジナルが作られた当時の施設が残されている場所を借り切る事もある。
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== 題材 ==
各エピソードにて扱われる題材は、絵画・彫刻・古美術品・料理・伝統工芸・文筆など様々なものがある。そのほとんどは、実在する人物の作品や歴史上の人物・事物に関するものである。しかし、完全なる創作(人物・事物・作品等全てフィクション)であることも多く、実在した人物の歴史や生い立ちに関しても創作部分が含まれることがある。なお、作中に登場する依頼品に関しては架空のものである場合が多い。作品舞台は実在の国のほか、アフリカや東ヨーロッパなどの架空の国家が舞台となることがあり、この場合は国自体が[[独裁政治]]を敷いており、依頼品が[[革命]]や[[クーデター]]のきっかけになることが多い。
 
その一方、宇宙人や[[オーパーツ]]、ムー大陸など、疑似科学的な事柄が関わってくることもあるし、心霊などオカルト的なものが関わる場合もある。ただし、その取り上げ方については、肯定する場合、否定する場合、科学的合理的解釈を見つけ出すなど一定しない。
 
== その他 ==