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'''ミナス・ティリス'''({{ラテン翻字|sjn|'''Minas Tirith'''}})は、[[J・R・R・トールキン]]の小説『[[指輪物語]]』及び『[[シルマリルの物語]]』の世界に出てくる塔及び城郭内にある都市の名前である。「守護の塔」を意味する。[[白の山脈]]の山脈の東端の中腹にあり、[[ローハン]]の言葉では'''ムンドブルグ'''({{Lang|ang|Mundburg}})と呼ばれる。
 
ミナス・ティリスは、[[第三紀 (トールキン)|第三紀]]1640年タロンドール王が[[オスギリアス]]から王宮を移して以来[[ゴンドール]]の首都である。もとは'''ミナス・アノール'''({{ラテン翻字|sjn|Minas Anor}}、日の没りの塔)と呼ばれ、[[ゴンドール]]の王都オスギリアスの両側に建てられた二つの塔の片方である。第三紀2002年に片側の塔[[ミナス・モルグル|ミナス・イシル]]({{ラテン翻字|sjn|Minas Ithil}}、月の出の塔)が[[モルドール]]軍によって奪われたときにミナス・ティリスと改名された。