「ウジミナス」の版間の差分

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筆頭株主は日本ウジミナス株式会社(出資比率23.7%)。[[2006年]]12月に[[日本]]の鉄鋼メーカー・[[新日本製鐵]](新日鉄)が日本ウジミナスの株式を追加取得して[[子会社]]化し、その影響でウジミナスは新日鉄の[[持分法]]適用会社となった<ref>{{PDFlink|[http://www.nsc.co.jp/news/data/20061221134430.pdf ウジミナス社の持分法適用会社化について]}}(2006年12月21日付新日鉄ニュースリリース)</ref>。その他にもブラジルの企業などが出資する。また、ブラジルの[[Bovespa|サンパウロ証券・商品・先物取引所]] (Bovespa)・[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ニューヨーク証券取引所]] (NYSE)・[[スペイン]]の[[マドリード証券取引所]] (Latibex) に[[株式]]を[[株式公開|上場]]している。
 
イパチンガ近郊にある[[イタビラ鉄山]]の[[鉄鉱石]]を製鉄することをめざし、[[1958年]]1月に日本とブラジルの合弁で設立。[[1962年]]10月に[[高炉]]の操業を開始した。[[1991年]]10月に[[民営化]]。[[1993年]]8月にはサンパウロ州の鉄鋼メーカー・コジッパを買収した。新日鉄とは[[1999年]]6月に合弁で[[自動車]]用[[亜鉛めっき鋼板]]メーカーのウニガル (UNIGAL) を設立している。
 
2015年から始まったブラジル国内の経済減退局面に加え、鉄鉱石価格の下落などを原因として極端な経営不振に陥り、同年中にはイパチンガ製鉄所の高炉の停止を余儀なくされた。その後、ブラジル国内の鉄鋼製品の需給は、自動車生産が牽引力となって回復傾向となり2018年4月をめどにイパチンガの高炉稼働を再開する見込み<ref>[http://jp.camaradojapao.org.br/news/noticias/noticias-alimenticio/ ウジミナス製鉄所はイパチンガの高炉再稼働] ブラジル日本商工会議所(2017年12月4日)2017年12月16日閲覧</ref>
 
== 脚注 ==