「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Firstltsmith (会話 | 投稿記録) m →あらすじ |
→あらすじ: 改行を入れて文面を整理し、読みやすくしました |
||
36行目:
== あらすじ ==
木星調査に旅立った無人ロケット・'''ヘリオス7号'''が宇宙空間でアメーバ状の'''宇宙生物'''に寄生され、消息不明となった。
数か月後、カメラマンの工藤太郎は太平洋に落下するヘリオス7号を目撃し、その謎を調査するために落下地点付近の孤島'''セルジオ島'''の宣伝写真撮影依頼を受注した。セルジオ島では「アジア開拓」による観光開発計画が進められていたが、同社の社員・佐倉と横山は釣りをしている最中に巨大な怪獣の襲撃を受け、佐倉が捕食されてしまう。怪獣の正体は宇宙生物に寄生されて巨大化したイカだったが、島の祈祷師オンボはそれを島に伝わる伝説の怪物'''ゲゾラ'''と同一視する。
数日後、工藤とアジア開拓の宣伝部員・アヤ子、生態観察顧問の宮、風俗研究家を名乗る産業スパイ・小畑が島に到着するが、島民たちはゲゾラを怒らせた[[日本人]]を「悪魔の使い」として迫害する。横山に事情を聞こうとする一同のうち、恐怖で錯乱した横山は脱出を図ってゲゾラに捕食され、彼を止めようとした案内人のリコもショックで記憶喪失に陥ってしまう。島を調査していた工藤らもゲゾラの襲撃を受けるが、ゲゾラが焚き火に怯んだことから高熱に弱いことが発覚し、島民たちと力を合わせてガソリンを利用した罠を仕掛け、ゲゾラを倒す。
一同は島に遺っていた旧日本軍の銃火器を利用してゲゾラの再来に備えるが、今度は銃弾すら通用しないカニの怪獣'''ガニメ'''の襲撃を受ける。壮絶な死闘の末、弾薬庫の爆発に巻き込むことで銃火器を失う代わりにガニメを辛くも倒した一同は、リコの記憶が回復したことがきっかけで、怪獣たちが[[コウモリ]]や[[イルカ]]の放つ[[超音波]]を恐れることを知り、コウモリの生息する洞窟に隠れて怪獣をやり過ごすことになる。しかし、宇宙生物に寄生された小畑が洞窟内にガソリンと火を放ち、コウモリを焼き殺そうと目論んだうえ、2体目のガニメと巨大なカメの怪獣'''カメーバ'''が現れたことで、一同は絶望的な状況に陥る。
アヤ子の必死の説得に心を動かされた小畑は宇宙生物に反抗し、コウモリが空に解き放たれる。コウモリの超音波によって二大怪獣は錯乱して同士討ちを始め、火山の噴火口へ落下する。そして、小畑もまた自らの体内に寄生する宇宙生物を抹殺すべく、火口へ身を投じる。かくして、地球の平和は保たれたのだった。
== 登場怪獣 ==
|