「糸球体腎炎」の版間の差分

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== 急性糸球体腎炎 ==
急性糸球体腎炎({{Lang-en|Acute glomerulonephritis; AGN}})は、その90%90%が[[連鎖球菌]]感染に続発していることから、溶連菌感染後急性糸球体腎炎({{Lang-en-short|Poststreptococcal Acute GlomeruloNephritis; PSAGN}}) とも呼ばれており、[[抗原抗体反応]]([[アレルギー]]III型)によって発症するび慢性の炎症である。溶血性連鎖球菌感染後に起こる腎炎が最も多い。小児や青年期に罹患する事が多く、先行する感染としては扁桃炎・咽頭炎等が大部分を占める。
 
=== 原因 ===
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=== 検査 ===
* 尿検査…[[蛋白尿]]・[[血尿]]・赤血球円柱尿が見られる。
* 細菌学的検査…鼻咽頭からβ-溶血連鎖球菌(溶連菌)を検出。
* 血清学的検査…ASO値の上昇。血清補体活性の低下 (CH50)。
* 腎機能検査…[[糸球体]]濾過の低下は見られるが、腎の血流量は正常。
 
=== 治療 ===
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=== 診断のメモ ===
* 顕微鏡的血尿も見られない場合は急性糸球体腎炎は考えにくい。
* ネフローゼ症候群を呈している場合も急性糸球体腎炎は考えにくい。
* 低補体血症が持続する場合は急性糸球体腎炎ではなく膜性増殖性糸球体腎炎を考える。
 
==急速進行性腎炎症候群==