「溶存酸素量」の版間の差分

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;ウインクラー法
:試料水に硫酸マンガン溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えると、水酸化マンガンが生成され、さらに水中の酸素と反応して溶存酸素の量だけ酸化され沈澱する。この沈殿は、ヨウ化物イオンと酸を加えて溶解すると溶存酸素量に比例してヨウ素を遊離するので、これをヨウ素と反応する[[チオ硫酸ナトリウム]]で滴定して定量する。
;ウインクラーアジ化ナトリウム変法
ウインクラー法によるDO測定の精度向上を図った方法で、ウインクラー法の最終工程であるチオ硫酸ナトリウムによるI2の滴定の後、残余のI2をでんぷん溶液で再度滴定する方法です。
滴定法には、この他「ミラー変法」も知られています。
;簡易試験法(比色法)
:試料と試薬を混ぜ、発色の濃さで分析する。簡易的なものであり有効数字は1桁となる。溶存酸素測定キットとして市販されている。