「ホープダイヤモンド」の版間の差分

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{{独自研究|date=2011年2月}}
{{出典の明記|date=2011年2月}}
{{参照方法|date=2011年2月}}
{{ページ番号|date=2011年2月}}
{{Infobox diamond
| image = [[Image : HopeDiamondwithLighting2 (cropped).JPG|220px]]
| caption = ペンダントから取り外されたホープダイヤモンド
| colour_scheme =
| gem_name = ホープ
| weight = 45.50
| grams = 9.1
| color = ファンシー・ダーク・グレーイッシュ・ブルー
| cut = アンティーク・クッション
| mine = コラール鉱山?
| country = {{IND}}共和国<BR>アーンドラ・プラデーシュ州?
| cutter = 不明<BR>フレンチ・ブルーからの切り出しは1791年以降<BR>その後1949-1958年の間のいずれかに、ハリー・ウィンストンの手によりわずかに削られる。
| found = 不明<BR>現在の形で登場する最古の文献はイギリスの宝石商ダニエル・エリアーソンが所有していたという1812年9月の記録。
| original_owner = 不明<BR>ただしその後の来歴には数多くの名が記されている<BR>一例を挙げるとフランスの宝石商ジャン=バティスト・タヴェルニエ、フランス国王[[ルイ16世 (フランス王)|ルイ16世]]、名の由来となったイギリスの銀行家ヘンリー・ホープ等など。
| owner = {{USA}} [[国立自然史博物館 (アメリカ)]]
| value = 2-2.5億ドル
}}
[[ファイル:HopeDiamond1.JPG|200px|thumb|right|ホープダイヤモンド。[[白金]]製のペンダントの中央に飾られている]]
[[ファイル:SucherTavernierBlueReplicaRW.jpg|thumb|タヴェルニエが持ち帰った当時のホープダイヤモンドのレプリカ(キュービック・ジルコニア製)。彼のスケッチに基づき再現]]
[[ファイル:Toison2010.png|thumb|ルイ15世が作らせた「フランスの青」を含む[[金羊毛騎士団]]用ペンダントのレプリカ([[2010年]])]]
'''ホープダイヤモンド'''(Hope Diamond)は、現在[[スミソニアン博物館]]のひとつである[[国立自然史博物館 (アメリカ)|国立自然史博物館]]に所蔵されている45.50[[カラット]]のブルー・[[ダイヤモンド]]。
 
[[4C (ダイヤモンド)#透明度(クラリティ)|クラリティ]]はVS1。
 
[[紫外線]]を当てると、1分以上に渡って赤い[[燐光]]を発する。ダイヤモンドに紫外線を当てると発光するのは珍しくないが(ダイヤモンドのうちおよそ1/3は紫外線を当てると発光する)、赤くしかも1分以上も光り続けるというのは極めて珍しく、現在のところその原理は解明されていない。
 
青い色の原因は、[[不純物]]として含まれる[[ホウ素]]が原因であることが解析の結果判明したが、ダイヤモンドが生成される地下深くでは、ホウ素はほとんど存在しないとされている。このため、「なぜダイヤモンドの生成時にホウ素が含まれたのか?」についても謎となっている。<ref>「謎の宝石 ホープダイヤモンド」[[日本放送協会]]制作、2011年1月28日放送にて発表。</ref>
 
いわゆる「持ち主を次々と破滅させながら、人手を転々としていく『[[呪い]]の宝石』」として有名であるが、その伝説は大幅に脚色されている(後述)。
 
現在では、ホープダイヤはその周りに16個、鎖に45個のダイヤをはめ込んだ[[白金]]製のペンダントの中央を飾っている。
 
== 歴史 ==
[[9世紀]]頃、[[インド]]南部の[[デカン高原]]にあるコーラルという町を流れる川で、農夫により発見される。