「簡体字」の版間の差分

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== 現況 ==
[[ファイル:Dengxiaoping lianhuashan.JPG|thumb|{{JIS2004フォント|深圳に立つ鄧小平像。}}台の[[江沢民]]の揮毫は繁体字で書いていた。]]
簡体字の使用は中国で徹底されておらず、2000年に成立した「{{仮リンク|中華人民共和国国家通用語言文字法|zh|中华人民共和国国家通用语言文字法}}」においては、体字の使用を原則としており文物古跡、書道・篆刻などの芸術作品、揮毫題辞・看板の手書き文字、出版・教育・研究上必要な場合を[[繁体字中華人民共和国国務院|国務院]]の使用関係部門制限され認めている<ref name="prclaw">[http://www.moe.edu.cn/publicfiles/business/htmlfiles/moe/moe_619/200409/3131.html {{lang|zh|中华人民共和国国家通用语言文字法}}] 第17条(簡体字中国語)</ref>。
 
現在、中国大陸やシンガポールにおいて、ほとんどの出版物は完全に簡体字を採用しており、学校教育の場でも繁体字はほぼ用いられない。一方、[[台湾]]や[[香港]]、北米の華僑社会などでは繁体字を使い続けており、簡体字があまり読めないという人が多い。台湾で行われた電話世論調査によると、45%が簡体字を完全に読めない、41%が少し読めると答え、完全に読めると答えたのは残りの14%にとどまった<ref>{{cite news|url=http://forums.chinatimes.com/survey/9504a/index.htm|title=中時電子報民調:正體字VS.簡體字大調査|date=2005-04-07}}</ref>。こういった事情と政治的・社会的要因によりしばしば同じ本について、中国向けに「簡体字版」、台湾・香港向けに「繁体字版」の2種類が出版されることがある。