「骨格筋」の版間の差分

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速筋繊維にはTypeⅡA、TypeⅡX、TypeⅡBに分けられるが,ヒトの骨格筋には最も速筋型のTypeⅡBはほとんど存在しない。
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== 速筋線維と遅筋線維 ==
 
筋線維には大きく2種類あり、[[ミトコンドリア]]に富んで[[酸素]]を利用した持続的な収縮の可能な'''[[遅筋線維]]'''(Type 1、赤筋、色の原因は、酸素結合性[[蛋白質|タンパク質]]、[[ミオグロビン]]である)と、ミトコンドリアは比較的少なく[[解糖系]]による瞬発的な収縮の可能な'''[[速筋線維]]'''(Type 2、白筋)にわけられる。速筋線維の中でもやや持続的収縮に向いたものはType 2a、そうでないものはType 2X、Type 2bとさらに細分される。最も速い速筋繊維であるType 2bはラットなどのげっ歯類の骨格筋繊維に含まれているが、ヒトの骨格筋においてはほとんど含まれていない
 
なお、遅筋線維、速筋線維はそれぞれ'''遅筋'''、'''速筋'''と呼ばれることが多い。さらには、両者の性質を備えた'''中間筋'''の存在も認められている。