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その他のミサイル迎撃能力を有する火器として、[[03式中距離地対空誘導弾]](中SAM)・[[11式短距離地対空誘導弾]](11短SAM)が陸上自衛隊で開発されている。これらの火器はPAC-3より短射程であるが、対巡航ミサイル戦を想定して開発された地対空ミサイルである。これらは[[陸上自衛隊のC4Iシステム|対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)]]を介し、JADGEシステムと接続することができる。中SAMは陸上自衛隊の方面隊直属の高射部隊([[高射特科団]]・高射特科群)に、11短SAMは一部の師団旅団隷下の高射特科部隊に配備されている。また、11短SAMは「基地防空用地対空誘導弾」として、航空自衛隊の基地防空隊への配備が進められている。
 
== 配備の是非に関する議論 ==
ミサイル防衛計画に対し、それぞれの立場・見地から批判がある。なお、内閣府が平成18年(2006年)2月に行った世論調査によれば、ミサイル防衛について賛成が56.6%、「反対」とする者の割合が25.2%で、賛成が多数となっている<ref>[http://www8.cao.go.jp/survey/h17/h17-bouei/2-4.html 自衛隊・防衛問題に関する世論調査] 平成18年(2006年)2月</ref>。
 
ミサイル防衛に関する議論の内容はその性質上、技術的課題に未知数な部分が残り、[[防衛]]政策(及び、[[安全保障]]政策)上の問題のみならず、経済的問題、政治イデオロギー的な課題が複雑に絡み、客観的かつ的確な議論を行うこと<!--や、中立的な見解を出すこと-->が難しいとされる。
中国は2017年11月に韓国に「米国のミサイル防衛(MD)体制に加わらない。」「 韓米日安保協力が三カ国軍事同盟に発展することはない。」
 
「THAADの追加配備は検討しない。」という3つの「不」に、[[王毅]]外相が22日に「現有のTHAADシステムの使用に関しては、中国の戦略的安全性の利益を損なわないよう、制限を設けなくてはならない」という韓国の外相に要求した1つの「制限」を加えた「三不一限」を合意させたように、THAADミサイル配備に対して徹底した経済報復を行うなど、中国やロシアのように自国の核ミサイルのみを撃ち落とされるとして国家の安全保障政策を左右する行為と認識している<ref>[https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20171126-00078560/ 韓国を操る中国――「三不一限」の要求]</ref>。韓国は自国にとって北朝鮮に対応した在韓米軍のミサイル防衛兵器が中国側から中国の弾道ミサイルを監視するものとして強硬に配備を阻止のために制裁を加えられて、防戦一方になっている<ref>[https://www.houdoukyoku.jp/posts/21957 米ミサイル防衛システム=THAAD韓国配備にまつわる攻防]</ref><ref>[https://mainichi.jp/articles/20171127/k00/00m/030/088000c?ck=1 THAAD:韓国防戦 中国一転圧力 対立封印、見通せず - 毎日新聞]</ref>。
元米国防長官の[[ウィリアム・J・ペリー]]は、米国のミサイル防衛システム(MD)には技術的問題があり「税金の浪費」になるだろうと指摘している<ref>[http://japan.hani.co.kr/arti/international/23570.html ペリー元米国防長官「ミサイル防衛システムは税金の浪費」] - ハンギョレ</ref>。
 
== 脚注 ==