「新聞常用漢字表」の版間の差分

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改定常用漢字表で削除された「銑」を含む「銑鉄」は、特例扱いで引き続き読み仮名なしで使用できることとなった。他に「用字用語集」で新たに特例扱いとされた語に「貫禄」「肛門」「蘇生」「挽回」がある。
 
改定常用漢字表で追加された「駒」には訓読み「こま」しかないが、慣用表記として「産駒(サンク)」を認め、付表に記載された。また、付表にあった「垣間見る」「神無月」「生粋」「目配せ」は音韻の変化と判断して、付表には記載されなくなった。
 
改定常用漢字表に新たに追加された字種・音訓は、この時点ではまだ学校で教育されていない。新聞用語懇談会が難読(または仮名書きが定着している)と判断した表内字・表内音訓を含む語には、当分の間読み仮名を付けるとされたもの(例・「隠蔽(いんぺい)」「毀損(きそん)」)と、漢字・仮名書きが併記されたもの(例・「曖昧・あいまい」「鬱・うつ」)とがあり、「用字用語集」に示されている。新聞協会が独自に実施した大学生を中心にした読み調査と、[[NHK放送文化研究所|日本放送協会放送文化研究所]]による高校生を対象とした同種調査の正解率を根拠<!-- 『2010年「改定常用漢字表」対応 新聞用語集 追補版』まえがき -->としている。