「フォード・プローブ」の版間の差分

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フロントバンパー内に設けられた[[方向指示器|ターンシグナルランプ]]は、スモールランプと兼用の'''明滅式'''であるため、日本仕様では保安基準に適合させるため消灯時間のある'''点滅式'''に変更されている。
 
なお、当時のフォード車の輸入元であったマツダでのPDI(納車前整備)作業において、日本の保安基準に適合させるためマツダで行った作業の主なものは、左側通行用[[前照灯|ヘッドランプ]]への交換、[[フォグランプ]]の照射方向変更(GTのみ)、斜め後方からでも確認できるフロントサイドターンシグナルランプの増設、可倒式ドアミラーへの変更、ナンバー灯光量アップ、後部リフレクター増設である。その他、日本仕様のための細かな変更点もいくつかある。
 
ギャラリー写真を参照:(1)前期型オリジナルドアミラー(2)後期型オリジナルドアミラー(3)可倒式(4)前期型日本仕様可倒式
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内装では、[[ステアリングコラム]]と[[メーター]][[クラスター]]が一体化しており、チルトで[[ステアリング|ステアリングホイール]]の高さを調整するとメーターやスイッチ、[[ワイパー]]/[[方向指示器|ウィンカー]]レバー類も連動する<ref>同様の構造は[[ポルシェ・928]]、[[スバル・アルシオーネ]]などごく一部の車にしか採用されておらず、非常に特徴的な機構である</ref>。ヨーロッパや[[北アメリカ|北米]]では大ヒットとなり、現在でも多数のチューニングパーツが販売され、オーナーズクラブも多数設立されている。チーフデザイナーはフォード社の日本人デザイナーである斎藤氏。
プローブ用部品としてマツダ製部品については現在でもマツダが生産を行うが、フォードより供給が行われている。<ref>カペラやクロノス等マツダ車と共通化されている部品についてはマツダより入手可能な場合もある。実際プローブオーナーによる[[ブログ]]記事などでマツダより入手した部品で部品交換を試みた記事も散見される。しかしユーザーが直接マツダより購入した部品については「たまたま別メーカーの車種にも使われている部品」に過ぎず、フォード純正部品では無い所謂「社外品」と同様の扱いとなる。従ってユーザーは、こうした部品を使った整備はいくらメーカー製部品を使用したとはいえ、整備後の車両または部品そのものに対するメーカー(=フォード)保証の対象外となる可能性を留意する必要がある。</ref><ref>北米製626との姉妹車である為、北米製626の部品については北米のみ生産・流通が行われている部品もある。その様な部品についてはマツダ製部品といえどその全てが日本国内のマツダディーラーから入手出来るとは限らない。</ref>
プローブの部品生産・販売は現在でもマツダが行っている。その部品をフォードに販売し、フォードにて修理・販売が行われている。よって、マツダで直接部品を購入する方が安価なものが多い。なお、外装・内装・ウインドウガラスはフォードにて生産。その他、補機類などもフォード独自のものはマツダでは入手不可である。
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スタイリング的には評価されたが、駆動方式が[[前輪駆動|FF]]で[[オートマチックトランスミッション|AT]]のみの設定であったこと、さらに当時の日本車市場にはライバルとなる車種が多数存在したため販売は不振であった。これは2代目についても同様である。