「社交不安障害」の版間の差分

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推奨されないのは、子どもや若年者への定期服用の薬物療法、あるいは大人での定期服用の[[三環系抗うつ薬]]、[[抗精神病薬]]、[[抗てんかん薬]]、[[ベンゾジアゼピン]]、[[セント・ジョーンズ・ワート]]、または[[認知行動療法#第三世代の認知行動療法|マインドフルネスベース]]の心理療法である{{sfn|英国国立医療技術評価機構|loc=Capt1.6}}。
 
なお、リー (2016) ・ホフマン (2012) は、認知行動療法アプローチ・心理教育の一環として、社交不安障害に取り組むための次のような秘訣・学習目標を提示している<ref>リー,D. 竹本 毅(訳)(2016).10分でできる認知行動療法入門 日経BP社,198-199頁.</ref><ref>ホフマン,S.G. 伊藤 正哉・堀越 勝(訳)(2012).現代の認知行動療法――CBTモデルの臨床実践―― 診断と治療社,83-84頁.</ref>。
* 「自分の内部で起こっていることや、自分がどううまく振る舞うかということに焦点を当てすぎないようにする。代わりに、自分が加わっている会話で、話に耳を傾け自分も参加することに集中する(リー,2016,198頁28-30行)」
* 「他人は、あなたがどれほど不安を感じていても、ほとんど気づかないかもしれない点を覚えておく。あなたが考えているほど、不安が目に見えて表れることはほとんどない(リー,2016,198頁31-33行)」
* 「誰でも不安になることはある。毎回の会話で全て『完璧』に振る舞う必要はどこにもない(リー,2016,199頁5-6行)」
* 「自分らしく自然体でいればよいだけであり、ありのままの自分を受け入れよう(リー,2016,199頁7行)」
* 「他人よりもはるかに、自分で自分に厳しくしていることを学びます。だからこそ、ありのままの自分(人前で何かする状況で完璧でないことを含む)でいることが大切です(ホフマン,2012,83頁8-10行)」
* 「人とかかわる状況での不安感はとても私的な(あなたしかわからない)体験であることを学びます。心臓の高鳴りも、手のひらの発汗も、膝が震えているのも他人からはみえません(ホフマン,2012,83頁14-15行)」
* 「人前での出来が思っている以上に悪くはないことにも気づいていきます。実際、社交不安でない人でも、あなたよりも社会的スキルがずっと足りない人は世間にたくさんいます(ホフマン,2012,83頁24-26行)」
* 「不安が自然に去るのを体験できるように、人とかかわる状況に十分に長くとどまる機会をもつようにしていきます(ホフマン,2012,84頁1-2行)」
* 「人とかかわる状況の最中やその前後に、自分自身を正しく勇気づけ、方向づける方法を学びます(ホフマン,2012,84頁3-4行)」
 
== 出典 ==
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