「阿蘇長陽大橋」の版間の差分

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開通年月日を訂正、与謝野夫妻歌碑について追記
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2005年(平成17年)1月に、橋の脇に設置された公園に、[[与謝野鉄幹]]・[[与謝野晶子|晶子]]夫妻の歌碑が設置された。1918年(大正7年)に夫妻が来訪された時に詠まれた歌が刻まれている。長陽村が合併して南阿蘇村となることを記念して、高さ60センチメートル、幅165センチメートルの安山岩で造られた<ref>{{Cite news | title = 歌人・与謝野夫妻の歌碑 長陽の公園に建立 | date = 2005-01-31 | newspaper = 朝日新聞熊本版朝刊}}</ref>。
 
2016年(平成28年)の[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]に際しては、橋そのものは崩落しなかったが、西側の橋台が崩落し、東側の橋台は水平移動するなどの被害を受けた<ref name = "UAV" />。さらに、阿蘇長陽大橋にとりつく前後の道路も被害を受けて、橋にとりつくこと自体が困難となった。同時にこの地震により、阿蘇長陽大橋より約1キロメートル上流に架かる[[国道325号]][[阿蘇大橋]]も、阿蘇カルデラ橋脚外輪山を構成する山地盤が直下斜面が崩壊し断層でずれたことにより落橋した<ref name="yomiuri20171228">{{Cite webnews|date = 2017年12月28日|newspaper = [[読売新聞]]|title = 阿蘇大橋崩落「地盤のずれ主因」、両岸から圧縮…学会調査|url = http://www.kisoyomiuri.co.jp/archiveskyushu/001news/201703/KumamotoEQRep_ALL_0020171228-OYS1T50005.pdf html| formataccessdate = PDF2017-12-31}}</ref><ref name="nishinippon20171231">{{Cite news| titledate = 平成282017(2016年)熊本地震調査報告書 12月31日|newspaper publisher= [[西日本新聞]]|title = 基礎阿蘇大橋、地盤コンサルタンツ株式会社 ずれ崩落 熊本地震 直下に断層の可能性| pagesurl = 83 - 85 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto_earthqueake/article/383727/| accessdate = 2017-0812-2731}}</ref>。この2本の橋の被災により、南阿蘇村内である立野地区から村役場まで、[[俵山トンネル]]を経由する大迂回を強いられることになった<ref name = "mlit20170801">{{Cite web | url = http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/n-kisyahappyou/h29/1708010100.pdf | format = PDF | title = 長陽大橋ルートが8月27日(日)に開通 | date = 2017-08-01 | accessdate = 2017-08-27 | publisher = 国土交通省九州地方整備局}}</ref>。
 
[[大規模災害復興法]]に基づき、国が代行事業として災害復旧を進めることになり、橋の前後の崩落区間の復旧工事が進められた。そして2017年8月27日に再開通し、これにより立野地区から村役場までは従来の40分から10分へ、[[熊本インターチェンジ]]から南阿蘇村役場までも従来の60分から35分へと、大きく短縮されることになった<ref name = "mlit20170801" />。