「木更津キャッツアイ」の版間の差分

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{{ドラマ}}
『'''木更津キャッツアイ'''』(きさらづキャッツアイ)は、[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]の[[金曜ドラマ (TBS)|金曜ドラマ]]枠(毎週金曜日22:00 - 22:54、[[日本標準時|JST]])で[[2002年]][[1月18日]]から[[3月15日]]まで放送された[[V6 (グループ)|V6]]の[[岡田准一]]主演の[[日本]]の[[テレビドラマ]]。脚本は[[宮藤官九郎]]が手掛けた
 
[[千葉県]][[木更津市]]に架空の草野球チーム、木更津キャッツがある。時にやや非合法な活動をするが、そのときには木更津キャッツアイと名乗る。
 
後に映画化された。映画については別項で詳述。
 
{{main2|2003年に公開された映画|木更津キャッツアイ 日本シリーズ}}
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== 概要 ==
; ドラマ
: 本作は実験的なドラマである。1話を野球のゲームになぞらえて表と裏の二部に分け本編ストーリーの裏で何があったかを巻き戻して説明したり、[[哀川翔]]や[[氣志團]]などを実名の役で登場させたり、30pプログレッシブカメラを使用したりする(当時通常のテレビドラマでは60iインターレースカメラが使用されていたが、30pプログレッシブカメラによって映画に近い質感になった)などさまざまな工夫を凝らした。放送終了後、テレビドラマとしては異例のDVD販売数50万セット超を記録し、これが後に映画化に繋がった。
: 実際に木更津市で撮影したため、ドラマファンがここを訪れるようになり木更津市は小さな観光地となっている。放送中からカルト人気は高かったものの、視聴率的には芳しくなかった(全放送回の平均視聴率は10.1%。むしろ深夜の再放送の方が視聴率が良かった)。しかし独創的な世界観や表現が放送終了後に受けており、今も根強いファンが多い{{要出典|date=2018年1月}}
; 背景
:1997年[[東京湾アクアライン]]が開通し、都内まで1時間30分程度を要していた[[木更津市]]は、[[川崎市]]と数十分で結ばれることになった。しかしながら、普通車で通常3000円(開通時は4000円)という高額通行料が妨げとなり、首都圏のベッドタウンとなるという行政の思惑ははずれ、他方、休日の買い物客は京浜地区に流出し、木更津駅前の商店街の衰退を招くという皮肉な結果となった([[ストロー効果]])。