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=== 日本サッカーの黄金世代 ===
==== 概要 ====
日本のサッカーにおける黄金世代は「79年組」とも呼ばれ、元々は[[1994年]]に開催されたU-16アジアユース選手権カタール大会の優勝した事からこう呼ばれるようになった。この大会の主な参加選手は[[小野伸二]]、[[稲本潤一]]、[[高原直泰]]、[[酒井友之]]、[[播戸竜二]]、[[辻本茂輝]]、[[手島和希]]、[[本山雅志]]らであるが、<ref>[http://www.fifa.com/tournaments/archive/clubworldcup/japan2007/news/newsid=658519.html Nagai seeks home shocker] - [http://www.fifa.com/ FIFA.com]</ref><!--暦年に合わせて-->U-16アジアユースには出場しなかったものの、その後に準優勝したU-20ワールドユースに参加した[[中田浩二 (サッカー選手)|中田浩二]]、[[遠藤保仁]]、[[加地亮]]、[[小笠原満男]]らも含んで呼ばれる。中でも小野、稲本、高原の三人はこの世代を代表する選手であり、海外でも成功を収めた数少ないプレーヤーでもある。
中でも小野、稲本、高原の三人はこの世代を代表する選手であり、海外でも成功を収めた数少ないプレーヤーでもある。
 
==== 軌跡 ====
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===== 五輪代表(U-23日本代表)時代 =====
[[2000年]][[9月]]、1999年のワールドユース選手権ナイジェリア大会に引き続いてフィリップ・トルシエが五輪代表監督を務め、新たなメンバーに[[:category:1977年生|1977年生まれ]]([[松田直樹]]、[[中田英寿]]、[[宮本恒靖]]、[[柳沢敦]]など、柳沢以外の3人は[[早生まれ]])と[[:category:1978年生|1978年生まれ]]([[中澤佑二]]、[[中村俊輔]]などただし、中澤は早生まれ)、オーバーエイジ枠([[:category:1974年生|1974年生まれ]]の[[三浦淳宏]]、[[:category:1975年生|1975年生まれ]]の[[森岡隆三]]、[[:category:1976年生|1976年生まれ]]の[[楢崎正剛]])の選手が加わった五輪代表は[[シドニーオリンピックにおけるサッカー競技|シドニー五輪]]に出場した。
 
グループリーグでは南アフリカ代表(2-1)とスロバキア代表(2-1)に勝利し、ブラジル代表(0-1)には敗北したものの、グループリーグを突破した。だが、準々決勝のアメリカ代表(2-2)ではPK戦で中田英寿が外し(4-5)で敗れた(ベスト8)。しかし、決勝トーナメント進出という成績はメキシコ五輪以来となる32年ぶりの快挙として「史上最強」と称された彼らはこの頃から世間の注目を大きく集めるようになった。
 
===== A代表時代 =====
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かつては各年代における代表実績に限らず、欧州リーグなどにおける活躍も突出している世代であった。
 
小野はUEFA杯優勝&アジア年間最優秀選手賞受賞を経験し、稲本[[UEFAインタートトカップ]]決勝戦での欧州日本人初ハットトリック達成&優勝を経験した。高原直泰は、[[サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)|ブンデスリーガ]]での1シーズン2桁得点を挙げた。いずれも、日本サッカー界において歴史的快挙に値する実績を残している。
 
==== 人気 ====
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:なお、かつては、[[AFC U-17選手権2006]]で12年ぶりに優勝した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/u17wc07/u17060919_01.htm 新黄金世代だ!! アジア制覇]</ref>1990年度生まれの選手が新・黄金世代と呼ばれていた。
;プラチナ世代
:1992年生まれを中心とした世代が呼ばれ、[[宇佐美貴史]]、[[宮吉拓実]]、[[宮市亮]]、[[高木善朗]]、[[小野裕二]]、[[柴崎岳]]、[[杉本健勇]]、[[小川慶治朗]]、[[昌子源]]などが該当する{{sfn|安藤|2011|pp=189-191}}。2005年に韓国で開催された第1回世界幼少年サッカー大会でU-13日本代表として出場して優勝するといった活躍を見せたためこのように呼称された<ref name="mainichi20110310">[http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20110310ddm003070101000c.html 質問なるほドリ:今春高卒のサッカー選手、なぜ「プラチナ世代」?](毎日新聞)2011年3月10日</ref>。ただしその後輝かしい結果を残していないこともあり、プラチナ世代という呼称は広まらなかった。
 
=== 日本女子サッカーの黄金世代 ===