「キャスリング」の版間の差分

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=== 注意点 ===
*チェスのルール上では、キャスリングに手数制限はない。序盤戦に行われるのが一般的だが、稀に終盤戦近くでキャスリングが行われるケースもある。
*キャスリングは、あくまでも権利であって義務ではない。戦法や戦型によっては、あえてキャスリングしないで戦った方が良い場合もある。
*あまりに早い段階でのキャスリングは一概に良いとは言えない。特に黒は、端を敵の攻撃目標にされキングにかえって危険となる場合も多い。
*左右どちらでもキャスリングできるような形にして、敵の戦型を見てからキャスリングを決めるのも一つの手である。この場合は、キャスリングを行う前に攻め込まれないよう注意が必要である。
 
=== キングサイド・キャスリング ===
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::記号: '''0-0-0'''(ゼロ-ゼロ-ゼロ)<br />または'''O-O-O'''(オウ-オウ-オウ)
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== キャスリングに必要な条件 ==
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;1.キングとキャスリングさせる側のルークが、ともに初期配置から動いてはならない。
:一度でも移動させてしまった場合、たとえ元の場所に戻してもキャスリングする事はできない。
:特にキングを動かすと、そのゲーム中は両側ともキャスリングできなくなる。キャスリングに関係ない側のルークは、どんなに動かしても問題ない。
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|}
;2.キングとキャスリングさせる側のルークの間に、他の駒がいてはならない。
:どちらの側のキャスリングも、駒を飛び越えて行う事はできない。邪魔をしている駒をランクから移動させると、キャスリングは可能になる
:邪魔をしている駒をランクから移動させると、キャスリングは可能になる。
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;4.これからキングが通過するマスに、敵駒の筋が効いていてはならない。
:キングが通過するマスも、キャスリング直後のマスも安全でなければならない。
:(白の場合キングサイドは'''f1'''と'''g1'''が、クイーンサイドは'''c1'''と'''d1'''のマスが該当する。)この場合も敵駒の筋を一旦解消すれば、その間にキャスリングは可能である。ルークが通過するマスは対象にならない<ref>白ならクイーンサイドのb1、黒ならクイーンサイドのb8の事。</ref>
 
:ルークが通過するマスは対象にならない<ref>白ならクイーンサイドのb1、黒ならクイーンサイドのb8の事。</ref>。
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;5.その他の注意点
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</ref>。
 
== キャスリングについての、よくある誤解 ==
*キングがキャスリングの数手前にチェックを受けていても、キャスリングは可能である。キャスリングの際にチェックを受けていなければ問題ない。
*キャスリングしない側のルークはもちろん、キャスリングする側のルークも敵の攻撃の有無は関係ない。現在ルークが攻撃を受けていても、キャスリングは可能である。