「蜻蛉切」の版間の差分

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笹穂の槍身で、穂(刃長)1尺4寸(43.7センチ)、茎1尺8寸(55.6センチ)、最大幅3.7センチ、厚み1センチ、重さは498グラム、樋(刃中央の溝)に梵字と三鈷剣が彫られている。三河文珠派、[[藤原正真]]の作。
名称の由来は、戦場で槍を立てていたところに飛んできた[[トンボ|蜻蛉]]が当たって二つに切れたことから、その名がついたという。通常戦国時代の槍は4.5メートルほどの標準的な長さであるが、柄の長さ2丈余(6メートル)であった<ref>『[[藩翰譜]]』</ref>。忠勝の晩年には体力の衰えから、3尺余り柄を短く詰められた。
[[ヤコウガイ|青貝]][[螺鈿細工]]が施された柄であったと伝わるが、現存していない。