「大日如来」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Yusuke1109 bot (会話 | 投稿記録)
m →‎曼荼羅・仏画: bot対策のため節stubを節スタブに変更 using AWB
68行目:
{{Quotation|『マハーバーラタ』における第二の場合、すなわちVirocana、VairocanaとAsuraとの結合については仏教諸経典についてもこれを認めることが出来る。例えば『[[雑阿含経]]』には「鞞盧闍那阿修羅子婆稚」とある。また、初期仏典の累層的発展形態を示す密典の一つの『仏母大孔雀明王経』には「微盧遮那薬叉」とあり、同経梵本ではVirocanaの異名をYakṣa([[夜叉]])としている。『大海経』(Mahāsamamayasutta 大三摩惹経)にはVerocana(=skt. vairocana)がAsuraの別名Rāhuとして、森の法会(Dhammasamaya)において[[釈迦|釈尊]]を讃歎するやちおろずの神々のひとりとして登場する。|宮坂宥勝| 「アスラからビルシャナ仏へ」 『密教文化』1960(47)、1960年、p.16。}}
と述べている。
 
中村元は、「ヴェーローチャナ -Verocana.本文の中ではこのように表記されている。=skt.:Vairocana.もとは太陽を意味する語であった。この語が大乗仏典に取り入れられると、毘盧遮那、大日如来となる。これに詳しい研究としては『VirocanaとVairocana ―研究序説』(『渡辺照宏仏教学論集』筑摩書房、一九八二年、四〇五-四二六ページ)。」とある<ref>中村 元「ブッダ悪魔との対話」の第八節阿修羅の主であるヴィローチャナ(または目的)注3、1986年、p.412.より</ref>。
 
=== アフラ・マズダー ===