「コピーコントロールCD」の版間の差分

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=== 正規品のCD売り上げに対する影響 ===
[[2003年]](平成15年)度における[[オリコンチャート]]年間シングルチャートランキング1位となった、[[SMAP]]の『[[世界に一つだけの花]]』([[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]製)は、[[CD-DA]]にも関わらず250万枚以上を売上げており、必ずしもCD売上の減少が、違法コピーによるものとは言い切れないことを裏付けた。逆に、CCCDを主導したエイベックスは、[[2004年]](平成16年)3月の時点で、コピーコントロールCD発売前より逆に売り上げを20%も落とす結果となった。なお2003年の年間オリコンシングルチャートTOP10のうち、CCCDは1枚のみ、年間TOP20でも4枚だけだった。
 
「CCCDの出現で正規版CDの販売数が増加した」という明確な統計結果は得られておらず、むしろエイベックスの売り上げ統計を見ると、CCCD導入後に20%の減少が見られる。単純にCCCDに対する抵抗からと判断することはできないが、少なくとも本来の導入目的である<!--データがないので削除 「不正コピー防止」、-->「正規版購入の促進」による売上げ増加の達成には程遠い結果となった。