「投球当時」の版間の差分
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冒頭部書き直し |
公認野球規則条項番号の変更、競技者必携の改定内容を踏まえる |
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{{Quotation|The time of pitch is defined as the moment the pitcher’s movements commit the pitcher to deliver
the ball to the batter.<br />訳:投球当時とは、投手が打者への投球動作を開始し、規則により、打者へ投球する以外にできなくなったときのことである。}}
と定義されている。具体的には、投手が規則
* ワインドアップポジションでは、両手を頭上に振り被る動作や、振り被らずとも、投球しようとする動作を開始したときである。
* セットポジションでは、投手が身体の前で手を合わせて静止した後、投球するために次の動作を開始したときである。投球を始める前の「ストレッチ」として知られている準備動作は、投球動作の開始とはみなされない。
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日本プロ野球(NPB)では、「投球当時」は上記MLBと同様の解釈を採っている。
一方、日本のアマチュア野球では、[[競技者必携]]の「規則適用上の解釈」(9)に、2014年まで
{{Quotation|投手の投球当時とは、投手が軸足を投手板上に位置したときである。(オン・ザ・ラバー)}}
と
2015年、アマチュア野球規則委員会は「2015年度 規則適用上の解釈」において、
{{Quotation|これまでのオン・ザ・ラバーの解釈を、アマ側もMLBの解釈に変更する。「ただし、<u>1年間の周知期間を設けて、新解釈の適用は2016年</u>からとする。(プロ野球はMLBの解釈を従来からとっている)}}
と、投球当時についての解釈の変更と、2016年から新解釈を適用する方針を示し
と改められた。
本稿においてもこれ以降は、MLBの解釈で記述する。
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投手は、この瞬間以降、打者への投球を完了しなければならない。塁上に走者がいるときに投球動作を途中で止めたり変更したりすると、[[ボーク]]が宣告される。
塁上の[[走者]]は、[[ボールインプレイ]]のもとでは、[[アウト (野球)|アウト]]になる危険を承知の上で、いつ進塁してもよい。投手が投手板に触れている間に進塁している走者は、投手が投球動作を開始したときに
== 投球当時の占有塁 ==
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