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Taki71421 (会話 | 投稿記録)
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m →‎キリスト教における苦行: 仏性の話は、前の段「仏教における苦行」で満足するはずですが。
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== キリスト教における苦行 ==
[[イエス・キリスト|イエス]]本人も[[荒野の誘惑|荒野での修行]]や[[キリストの磔刑|十字架刑]]に架けられるという苦行を経ているが、正統派教義では外在存在である神への信仰を重視するため、内にある神(仏)性を求めるという苦行の動機が薄かった。しかし[[神秘主義]]や[[聖アントニウス]]に始まる[[修道士]]の流れでは[[禁欲]]によって神に近づこうという傾向がある。
 
[[14世紀]]のイタリアでは[[ペスト]]の流行によって社会不安が蔓延し、[[ドミニコ会]]修道士の指導のもと[[鞭]]で体を打つことで[[贖罪]]を行い、功徳を得ようとする「[[鞭打ち苦行|鞭打ち苦行団]]」が組織された<ref>{{Cite book ja-jp|和書 |author = [[浜本隆志]] |title = 欧米社会の集団妄想とカルト症候群 |year = 2015 |chapter = ペストの蔓延と鞭打ち苦行者の群れ |publisher = 明石書店 |editor = [[浜本隆志]] |isbn = 9784750342436 |ref = harv }} pp.75-80.</ref>。鞭打ち苦行団はドイツとフランスでも組織されたが、ペストの被害が深刻になるにつれて[[ローマ教皇]]にも統制が取れない事態となった。