「中国人民革命軍事博物館」の版間の差分

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|カタカナ=チョングオ レンミン ゴーミン ジュンシー<br/>ボーウーグアン
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[[ファイル:Beijing Military Museum Main Hall.jpg|right|thumb|290px|メインの展示ホール。中央に[[地対地ミサイル]]「東風一号」がある。]]
'''中国人民革命軍事博物館'''(ちゅうごく-じんみん-かくめい-ぐんじ-はくぶつかん)は[[中華人民共和国]][[北京市]][[海淀区]]に位置する国立博物館である。
 
== 建物 ==
中華人民共和国建国十周年を記念して建築された[[十大建築]]の一つである。[[1958年]]10月に起工され、翌[[1959年]]7月には竣工するという、驚異的なスピードで建設された(一般公開は1960年)。
設計を担当したのは北京市建築設計院である。市内にある北京電報大楼と長話大楼と同様、完全な[[シンメトリー]]のプランの中央部に尖塔を頂く典型的な[[スターリン様式]]であるが、前二者は尖塔にあるシンボルが五角星形であるのに対し、当館は[[中国人民解放軍]]の八一軍徽となっている。
 
== 展示 ==
エントランスホールには白い[[毛沢東]]の像があり、その奥には[[ヴォールト]]屋根を持つ大展示室があり、[[中国人民解放軍]]の主要な装備が年代を追って展示されている。その両側の2つある中庭には接収した[[戦闘機]][[戦車]]が展示されている。建物両翼部は5階建てで、それぞれ1階から4階に渡って特別展示室があり、各階ごとにテーマが異なる。敷地面積は約8万[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]、延床面積約6万m<sup>2</sup>、うち展示面積約4万m<sup>2</sup>。
 
膨大な展示物には中国[[人民解放軍]]の歴代の[[兵器]]を主に、終戦時に接収した[[日本軍]]や[[中華民国国軍|中国国民党軍]]の兵器、朱徳や毛沢東の使用した車、[[撃落させ]]したアメリカの[[U-2 (航空機)|U-2]][[偵察機]]、古代中国の戦争関連や[[抗日|抗日戦争]]に関する展示室もある。
 
等級区分は[[中国国家一級博物館]]に分類される。
 
== その他 ==
*当館の警備は[[中国人民解放軍]][[中国人民解放軍陸軍|陸軍部隊]]が直接行っている。
*屋外・屋内展示ともに一部を除いて写真撮影は規制されていないがフラッシュ撮影は不可。
*[[2008年]][[3月1日]]から無料開放されている。