「ここがヘンだよ日本人」の版間の差分

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また、この番組はプライムタイムの番組であったにもかかわらず[[同性愛|ゲイ]]や[[アダルトビデオ|AV]]についても討論したことがあり、特に後者では[[小室友里]]、[[本城小百合]]、[[バクシーシ山下]]、[[清水大敬]]ら著名なAV関係者が勢ぞろいして出演し各々が自説を述べたこともある。
 
=== 番組の問題点、および番組に関連した出来事 ===
* この番組は討論がヒートアップすると過激な暴言や挑発・情け容赦のない野次、人間性を疑われかねない侮辱の言葉が飛び交い、最悪の場合は[[乱闘]]寸前の事態(後述)に度々まで発展していた為、。実際番組に対し視聴者からのクレームが多く寄せられていた。この影響からか、『子供とメディアに関する意識調査』([[日本PTA全国協議会]]主催)の『親が子供に見せたくない番組』ではワースト10にランクインした事があったり、会社のイメージを大切にする[[花王]]などのスポンサーはCMを流していたものの提供の表示を自粛していた。
=== 番組に関連したエピソード ===
* 番組開始当初、「ここがヘンだよ日本の警察」というテーマで議論した際、[[フィリピン]]人の女性出演者から「日本の警察は欧米人と私たちフィリピン人とでは対応に差がある」という旨の不満を話したところ、中国人女性や韓国人女性が賛同。その後、発展途上国出身の出演者も同調して一気に警察への不満噴出の場と化してしまい「警察は人種差別をしている」という意見にまで発展、収拾がつかなくなった。その後納まったものの、以後番組内で警察についてテーマをあげる事はなかった。
* 1999年11月ごろ、番組開始当初からレギュラー出演していた[[イラン]]人男性Sが川崎駅にて期限切れの定期券偽装して乗車しようとした容疑で現行犯逮捕され、さらた。更にその後の身元調査で不法滞在期間の更新をしていなかっ(不法滞在、不法就労が成立)事が発覚し、即座に強制送還されるという事件を起こした。(<ref>番組では事件については一切触れなかった)。</ref>以後、総集編でこの出演者が映り込んだ際には顔をぼかし処理して放送していた。
* 『外国人と仕事をした経験を持つ人50人vs外国人50人』というテーマで討論した際にパキスタン人男性Aが以前、番組様々「務めていた会社で、同僚から外国人の下で働きたく意見いと言われた」事した事が原因、番組で日本人の文句を言った事で職場解雇された事を討論中、「自分の会社では休まない人はボーナス与えていた。けど、私も休まず働いてたのにボーナスを貰えなかった」とカミングアウトした。その後、家族と一緒にパキスタンに帰国する様子が番組内の特集として取り上げら放送された。<ref>2000年1月19日放送。</ref>
* この番組は討論がヒートアップすると過激な暴言や挑発・情け容赦のない野次が飛び交い、最悪の場合は[[乱闘]]寸前の事態(後述)に度々発展していた為、番組に対し視聴者からのクレームが多く寄せられていた。この為か、『子供とメディアに関する意識調査』([[日本PTA全国協議会]]主催)の『親が子供に見せたくない番組』ではワースト10にランクインした事があったり、会社のイメージを大切にする[[花王]]などのスポンサーはCMを流していたものの提供の表示を自粛していた。
 
* 1999年10月13日に放送された『同性愛者のリベンジ第2弾』にて、スタジオに来た日本人のゲイTが「もしもあなた達の身内や子供がゲイになったらどうしますか?」と言う趣旨の質問をした。この質問に対し、[[インド]]人男性Aが「自分の子供がもしホモになったら殺す」と発言。更にこのインド人男性は質問したTに対しても「子供だけじゃなくて、もしあなたが私の近所に住んでたり、親戚であったら私はあなたも殺すよ」と挑発的な発言をし、サニー・フランシスも「同じインド人として同意見ですよ」と同調。その後、同性愛に反対していた[[ナイジェリア]]人男性Yも同調。「(ゲイには)生きる資格はない!」と全否定発言をした。
:これらの発言を聞いたパネラーの[[ラモス瑠偉]]が「お前、人の命を何だと思ってるんだ!」「何で生きる資格ないの、お前らにそんな事決める権利はないんだ! 自分の息子なんだぞ!」と激怒。ゲイTは同性愛反対派に対して「子供を殺すって、親が精神病なんだよ!」「お前らも精神病だ!」と反論した<ref>放送当時は「精神病」の箇所は効果音で伏せられていたが、総集編にて無修正で放送された。</ref>。
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* 1999年3月24日放送の「ここがヘンだよ外国人」で、[[上岡龍太郎]]が「[[和歌山県|和歌山]]や[[奈良県|奈良]]の人間が[[大阪府|大阪]]で[[ひったくり]]をしている」といった趣旨の発言をし、この回のオンエア終了後に苦情が殺到した。この発言が事実と異なる趣旨のテロップも流されたものの、後日TBS関係者が県庁に出向き謝罪する形となった。
* 2000年6月放送の「ここがヘンだよ関西人」で、オーディションに合格した関西の芸能事務所所属の俳優数人が素人の関西人として出演し、過剰なまでにステレオタイプな関西人を演じたことについて問題視とされている<ref>[http://www.kippo.or.jp/j/journalistforum/detail_3_2.html 21世紀ジャーナリストフォーラム2007 基調講演「メディアの描く<内なる他者>カンサイの現在」]</ref><ref>『[[新聞研究]]』2009年6月号(No.695)関西ジャーナリズムの今「地域公共圏の形成に努力を─メディアのステレオタイプな関西観の問題」[[黒田勇]]</ref>。
* こちらは本番組の放送終了後に起こった出来事だが、番組に出演していた[[マレーシア]]人男性Tが2004年ごろに[[関税法]]違反の容疑で逮捕されるという事件があった。この男性は稲川素子事務所に所属していたの俳優・タレントとして様々な映画やドラマに出演経験があったのだが、この事件直後に稲川素子事務所のホームページからは関連全ての情報は全て削除された。同様に、番組出演者の一人であった[[ナイジェリア]]人男性Yも[[2007年]]に[[強姦]]の容疑で逮捕され、刑務所に留置された。ただし、本人は現在も[[冤罪]]だとして容疑を否認し続けており、裁判が続いている。なお、この男性は上記のイラン人男性やマレーシア人男性とは違い、一般人出演者だった。<ref>[http://www.geocities.jp/team_idubor/]、[http://www.debito.org/?p=540]。</ref>。
* 2001年2月28日放送分で北海道情報大学講師(当時)[[有道出人]]ら数人がゲスト出演し小樽市の公衆浴場で行われていた「外国人お断りの温泉」について「(決まりは)見た目だけで差別されていると発言し」議論が行われた。外国人からは差別に同情する意見もあったが「外国人禁止は北海道だけ」「経営者の身になって考えたのか」との意見が飛び出し、放送当時小樽市や浴場と係争中だったことから「最終的にはお金目当てか」と言われる始末であった。番組では外国人出演者が小樽市の浴場や役所を取材した旨の内容が放送された。なお、裁判は放送終了後の2005年、有道ら原告は浴場には勝訴したが、小樽市には敗訴という内容で結審した<ref>札幌高判平成16年9月16日。及び判例検索システム平成13(ワ)206 [http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/4384F726CF8D382149256C94001BE8D0.pdf 判決全文] 15項、17-18項</ref>。{{main|小樽温泉入浴拒否問題}}