「変分法 (解析力学)」の版間の差分

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m 参考文献の4つめは、古典力学の発展と批判では?
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==変分法を使った計算例==
例えば、[[物性物理学]]について考えてみよう。[[多体問題]]において[[多体の[[波動関数]]を使って[[固有値問題]]を解析的かつ厳密に解くことは困難であり、何らかの[[近似法]]を用いて解かれる。その近似手法の一つに'''変分法'''がある。
 
ある多体系において、規格化、直交性などの条件の下で任意に選んだ試行関数(変分関数とも言う。ここでは多体の波動関数)を {{math|Ψ<sub>trial</sub>}} とする。試行関数はいろいろな選び方があるがここでは、{{math|Ψ<sub>trial</sub>}} は、系を記述する厳密な[[固有関数]](波動関数){{math|Ψ<sub>''i''</sub>}} の展開で記述できるとする。