「熱暴走」の版間の差分

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== 最近の事例 ==
最近の熱暴走は化学反応と電子回路の複合によるケースがよく見られる。その一つとして[[リチウムイオン二次電池の異常発熱問題]]など、設計上の不具合による熱ループによる事故が多発している。もっとも最近の事例では、

[[ボーイング787のバッテリー問題]]として取り上げられた。」の場合、[[ボーイング]]社CEOの[[ジェームズ・マックナーニ]]は、熱暴走であるという指摘を受けて「熱暴走という物には色々な解釈がある」<ref>{{Cite news|url=http://flyteam.jp/aircraft/boeing/b787/787-8/news/article/20548|title=ボーイング 「熱暴走はなかった」と主張|newspaper=FlyTeam|publisher=クロゴ株式会社|date=2013-03-15}}</ref>としているが、電池モジュールが超高温になって黒こげの消し炭になってしまい、原因が特定できない物の、その過程に熱暴走が介在していた事を指摘する[[連邦航空局|FAA]]の指摘は妥当である。
 
不具合などと言うほどに大袈裟でなくとも、熱暴走が発生し得る要因はいくつもある。一例としては、起電力が負の温度係数をもっている二次電池(たとえば密閉形ニッケル・カドミウム蓄電池)を定電圧充電すると、温度上昇により起電力が低下し、充電電流が増加してさらなる温度上昇を招く、という正帰還の危険がある。
 
== コンピュータにおける熱暴走 ==