「レシェク・コワコフスキ」の版間の差分

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== 業績 ==
それまでの古典的で曖昧な[[市民]]の定義を見直し、独裁的政治権力に対抗する自主的な社会的集団として現代的再定義を行った。この再定義は市民社会(Civil SocietyないしCivic Society)思想として具体化し、ポーランドにおける[[独立自主管理労働組合「連帯」]]の結成をはじめとした旧[[東側諸国|共産圏]]諸国の[[民主化]]運動、[[東欧革命]]、その後の民主化プログラムと[[市場経済]]化プログラムの過程、および[[冷戦]]後の東西[[欧州]]の政治・社会の変遷を通じて[[ヨーロッパ|欧州]]や[[アジア]]の政治と歴史の流れに具体的かつ決定的な影響を及ぼすことになった。
 
コワコフスキの哲学理論に一貫している「無限豊穣の法則(Law of Infinite Cornucopia)」を端的に言えば、たとえいかなる理論・教義であってもそれを信じ込んでいる者にとっては支持する論拠に事欠かない、ということである。人というのはある物事を妄信してしまうとなんでも我田引水に解釈してしまう傾向があることを指している。