「ヤマハ・DXシリーズ」の版間の差分

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1998629ta (会話 | 投稿記録)
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: [[1985年]]12月1日に発売。DX27のミニ鍵盤49鍵モデル。ステレオスピーカーが内蔵でもあり乾電池による駆動にも対応していたため、ショルダーキーボードとしての利用者も多くいた。DX100のメイン基板はDX27と共通である。
; DX7II-FD
: [[1986年]]10月に発売。世界のトップステージでの使用率1位の実績、「歴史的」「世界的」に名機である初代のDX7のFM音源を2系統にし、デュアルモードやスプリットモードで演奏可能な機種。61鍵。ユニゾンでの太い音は、モジュール版といわれる[[ヤマハ・TXシリーズ|TX802]]では出せない音である。初代DX7と同価格帯(この20万円台中盤 - 後半の価格は、初代DX7の登場によりプロ・アマ共用シンセのプライスゾーンとなっていた)で発売されたが、音源部の進化と共に、ボディが金属製から樹脂を多く使用した設計に変わり軽量化されていることや世界初のフロッピーディスクドライブ(3.5インチの2DDフロッピーディスク)を実装搭載たシンセサイザーでもある。MDR機能も内蔵MIDI機能の充実音色毎のファンクション設定のメモリー、バックライトの搭載や表示文字数の増加といった液晶表示部の拡張など、大幅な進化をとげている。音色を決定するパラメーターは初代DX7を代表とする6オペレーター・32アルゴリズムFM音源とアッパーコンパチブルとなっている。DX7と同じ人気は得られたが、使用部品の違いから、入力項目としてのパラメーターに互換性があるといっても発音される音が全く同じとは限らず、このことからDX7の後継機種としてのDX7II(その後のSYシリーズなども含む)は単純な代替とはならずそれぞれが共存してゆく結果となった。これは工業製品のカテゴリーが数ある中でも「楽器」独特の事情といえる。なお、本機及び後述のDX7II-Dで作成した音色データの保存には専用RAMカートリッジ(RAM4)を使用し、RAM1やDX7専用ROMカートリッジを使用するにはアダプタ(ADP1)が必要となる。また、RAM4や専用ROMカートリッジの形状はV2専用ROMカートリッジと同一であるが、フォーマットが異なるため、V2専用ROMカートリッジは使用できない。RAM4では、データの保持に内蔵リチウム電池を使用する。:[[ファイル:DX7II-D.jpg|thumb|DX7II-D]]
; DX7II-D
: [[1986年]]10月に発売。DX7II-FDからフロッピーディスクドライブのみが省略された廉価版。
:[[ファイル:Yamaha-DX7s.jpg|thumb|DX7S]]
; DX7S