「ポピュラー和声」の版間の差分

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Akluson (会話 | 投稿記録)
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[[三全音|トライトーン]]の、'''長 3 度'''または'''短 3 度'''への'''解決'''が、'''調性'''を確定する重要な鍵となる。
 
また、G<small>7</small>のソがC<small>△7</small>のドに進行すること([[強進行]])も、弛緩を感じさせる。これは、ソの[[倍音]]に含まれるトライトーンが解決することによるものである。
 
まとめると、ドミナント・セブンス・コード V<small>7</small> が I の和音(I<small>△</small>、I<small>△6</small>、I<small>△7</small>、I<small>-△</small>、I<small>-6</small>、I<small>-7</small>、I<small>-△7</small>)に進行すると調性が確定するのである<ref group="注">マイナー・セブンス・コードは、短調の I<small>-7</small> としても使用されるが、長調の II<small>-7</small>、III<small>-7</small>、VI<small>-7</small> としても、短調の II<small>-7</small>、VI<small>-7</small> としても、さまざまに使われるためコードの機能が不明確となり、V<small>-7</small> → I<small>-7</small> というコード進行は調性を確定しないという意見もある。</ref>。