「マイアミ・マーリンズ」の版間の差分

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→ファイヤーセールについて、加筆修正及び出典追記。
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{{Main2|シーズン成績の詳細については[[マイアミ・マーリンズの年度別成績一覧|年度別成績一覧]]を}}
 
MLBの球団拡張政策により、1993年に[[コロラド・ロッキーズ]]と共に誕生。歴史はまだそれほど長くないが、これまで[[ワールドシリーズ]]に1997年、2003年に進出して、いずれも世界一に輝いている。しかし、(後に詳述するように)1997年、2005年、2012年、2017年とわずか20年ほどの間に4回もの「'''[[#チームの特徴|ファイヤーセール]]'''」を決行しており、このことから「スター選手を放出することで解体と再構築を繰り返してきた球団」<ref>『スラッガー』2018年3月号、29頁~31頁。</ref>「スター選手の切り売りが悪しき伝統(として根付いている)」<ref name="stantonfiresalea">{{Cite web|publisher=Yahoo!ニュース|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/toyorashotaro/20171211-00079159/|title=MVPスタントン移籍の異常 マーリンズは「放出自体が目的」ヤンキースは「ハーパーより安い」|accessdate=2018-01-30}}</ref>と評されている。実際、ファイヤーセールで放出した選手は、[[ゲイリー・シェフィールド]]、[[ジョシュ・ベケット]]、[[ホセ・レイエス]]、[[ジャンカルロ・スタントン]]など、その時々での球界を代表する選手が多く名を連ねている。これがファンがチームに対して愛着が持てず、地元の人気を得られない原因と指摘されている。
 
マーリンズの経常利益はMLB30球団のうち1位である。これは市場は小さいが、選手へ払う年俸も安い、更に総年俸が安いためにMLBから支給される[[レベニュー・シェアリング]]や贅沢税の分配金を多く獲得出来るからである。
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この他にも、2007年には[[ミゲル・カブレラ]]、[[ドントレル・ウィリス]]という、当時の投打それぞれの軸を[[デトロイト・タイガース]]へと放出している。
 
上記のように、幾度にも及ぶファイヤーセールは、決行されるたびに物議を醸すこととなり、1997年のファイヤーセールでは、後に(一度は開催が決まっていた)2000年の[[MLBオールスターゲーム]]の本拠地開催権が剥奪されてしまう原因になった(2017年に晴れてオールスターゲームの本拠地開催が叶った)<ref>{{Cite web|publisher=J SPORTS|url=https://www.jsports.co.jp/press/article/N2015021611392101.html|title=かつてはファイヤーセールへの懲罰で開催を剥奪 -四半世紀を経てついに球宴開催にこぎつけるマーリンズ-|accessdate=2018-01-30}}</ref>。2005年のファイヤーセールでは、当時のレギュラーの野手陣のほとんどがトレードで放出された<ref name="stantonfiresaled">{{Cite web|publisher=Number Web|url=http://number.bunshun.jp/articles/-/309651|title=強欲オーナーと解体セール。~マーリンズの「悪癖」を憂う~|accessdate=2018-01-30}}</ref>。2012年のファイヤーセールでは、前年のオフに補強したばかりのレイエス、バーリー、ベルを、在籍わずか1年で次々とトレード放出する姿勢が「投げ売り」と批判された<ref name="stantonfiresaled" /><ref>{{Cite web|publisher=SPAIA|url=https://spaia.jp/column/baseball/mlb/4526|title=NPBとは事情が異なるMLBにおける大型トレード|accessdate=2018-01-30}}</ref>
 
2017年のファイヤーセールでは、直近のシーズンの本塁打王と盗塁王を次々とトレード放出する姿勢などから、「球団史上最悪のバーゲン」<ref name="stantonfiresaleb" />「前代未聞の大解体」<ref name="stantonfiresalec" />「これはチーム再建のためではなく、年俸削減のためのただの売り切りだ」<ref>{{Cite web|publisher=ベースボールチャンネル|url=https://www.baseballchannel.jp/mlb/43452/|title=米国でマーリンズ・ジーターCEOら新体制への批判の声止まらず「今のところ成功とは程遠い」|accessdate=2018-01-30}}</ref>「負けることを願ってすらいる、敗退行為(に等しい)」<ref>{{Cite web|publisher=スポニチアネックス|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/01/30/kiji/20180130s00001007034000c.html|title=勝つ気がない?メジャー球団の3分の1が「買い控え」|accessdate=2018-01-30}}</ref>などと批判を浴びた。