「炭素固定」の版間の差分

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Lapilapis (会話 | 投稿記録)
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―炭素固定と地球環境問題―
 
現在一般に言われている[[CO2]]による地球温暖化説は、実は誤りである可能性が高い。バクテリアや植物によって炭素固定され続けてきた大気中のCO2は、枯渇に向って一直線に進んでいるといっても過言ではない。 現に地球上で生命が誕生して以来、CO2は主に光合成によって([[シアノバクテリア]]等の光合成生物)[[有機物化合物]]に変換(炭素固定)され続け、大気組成の約80%あったものが減り続け、現在ついに0.04%まで消費してしまった。現在までに固定された炭素(CO2による)は[[化石燃料]]等になって保存されている(海水中に溶けたCO2は別である)。このままCO2が減り続けると、[[光合成]]が不可となり、[[有機化合物]]をこれ以上作ることができなくなり、近い将来生物は死に絶える[[大量絶滅]]が起こる。有機化合物を作れなければ、どのような生物でも生命活動はできなくなる。言い方を換えると[[呼吸]]ができなくなる。このことに一切の例外はない。この事を未然に防ぐ為には、どこかで大量のCO2を産生しなければならない。地球環境を健全な状態にするということは、光合成をする生物がCO2量の制約を受けずに活動できる環境のことを言う。今現在は[[生命誕生]]から続く長い歴史の中で、最もCO2が少ない時期の一つであり、その特異な状況下に置かれていることを認識するべきある。CO2は減らすのではなく、本来なら増やす必要があるのである。 「[[地球温暖化CO2原因説]]」はほぼ間違いである。そもそも地球の平均気温へ影響を与えるものは幾つかあるが、その中で最も影響力があるものは大気組成で4%ほどある水蒸気である。[[IPCC]]試算の中には何故だかこの水蒸気の数値は一切入っていない。その理由は、常に一定ではない水蒸気の量の算出は困難を極めるからである。因みに温暖化への[[寄与率]]は水蒸気もCO2もほぼ等しい。これらの[[温暖化ガス]](便宜上の言い方)に熱を伝えるものは太陽光であり、その太陽光の量を決めているのは成層圏以上の「[[宇宙放射線]]によりできる雲」である。全球の雲の量が1%増減すると地球平均気温が1~1.4度上下する(1%減ると1~1.4度上昇する)。これは雲は白いので、雲の部分にあたった太陽光が反射されてしまい、大気まで届かなくなるために温度の上昇下降がおきる。因みに大気組成0.04%のCO2が0.08%(現在の倍の量)に増えたときの平均気温の上昇は約1~1.4度である。以上のように、温暖化がもし起こっているとしても、その主な理由はCO2ではない
 
参考までに、[[IPCC第5次評価報告書]](2014年報告)によると、1880~2012年の傾向では、世界平均気温は0.85℃上昇しているという。これは宇宙放射線による雲の増減1%とほぼ同程度である。1880年代から現在までに上昇した平均気温は誤差を鑑みて約0.7度~1.4度であり、また当時の雲の量よりも現在の雲の量は約1%減ったという試算がある。このことは何を物語っているのだろうか……
 
温暖化関連でここにもう一つ記載しておく。 2015年、[[英国ノーザンブリア大学]]の[[バレンティーナ・ザーコバ教授]]らのグループが太陽活動について、2030年代に太陽活動が現在の60%にまで減少し、1645年に始まった[[マウンダー極小期]]の時代に近い状況になると結論づける研究結果を発表している。研究論文の中で教授らは、起こる確率は97%を下回らないとしている。