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『'''はてしない物語'''』(はてしないものがたり、{{de|''Die unendliche Geschichte''}})は、[[ドイツ]]の[[作家]][[ミヒャエル・エンデ]]による、[[児童文学|児童向け]][[ファンタジー]]小説である。[[1979年]]刊。
 
==概要 ==
大まかに分けると2部構成である。前半ではバスチアン (Bastian) が本の中の世界「ファンタージエン」の崩壊を救い、後半ではバスチアン自身がファンタージエン国に呼ばれ、本当の自分を探す物語である。物語の筋道が反れるときに「'''これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう'''」という言葉で、本筋に戻ることが特徴。
== あらすじ ==
大まかに分けると2部構成である。前半ではバスチアン (Bastian) が本の中の世界「ファンタージエン」の崩壊を救い、後半ではバスチアン自身がファンタージエン国に呼ばれ、本当の自分を探す物語である。物語の筋道が反れるときに「これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう」という言葉で、本筋に戻ることが特徴。
 
=== 前半 ===
いじめられっ子のバスチアンはある日いじめられっ子に追い掛け回されカール・コンラート・コレアンダーの古本屋に入る。そこで、表紙はあかがね色の絹でできており、互いの尾を咬んで楕円になっている明暗二匹の蛇が描かれている変わった本を盗んで学校の物置で読み始める。
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== 登場人物 ==
;バスチアン・バルタザール・ブックス (Bastian Balthazar Bux)
:現実世界に住む、デブでエックス脚ののろまな少年。いつもいじめに遭っている主人公。イニシャルはBBB。本や物語を作るのが好き。ファンタージエンでは美少年に姿を偽る。
;カール・コンラート・コレアンダー (Karl Konrad Koreander)
:現実世界に住む、[[古書店|古本屋]]の店主。イニシャルはKKK。本を汚すため子供が嫌い
;幼ごころの君 (Die Kindliche Kaiserin)
:ファンタージエン国の[[女王]]。「望みを統べたもう金の瞳の君」とも呼ばれている。