「ルノーF1」の版間の差分

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==== 2008年 ====
ドライバーラインナップは一新され、フィジケラがフォース・インディアへ移籍し、コバライネンとのトレードでマクラーレンからアロンソが復帰し、テストドライバーから昇格したピケJr.とコンビを組む。サードドライバーに2007年[[GP2]]ランキング2位の[[ルーカス・ディ・グラッシ]]、テストドライバーとして2007年[[フォーミュラ3|F3ユーロシリーズ]]・チャンピオンでルノードライバー養成プログラムの[[ロマン・グロージャン]]と前年[[スパイカーF1|スパイカー]]のレギュラードライバーだった[[山本左近]]が発表された(但し、ディ・グラッシがスーパーライセンスを保有していなかったことから、リザーブドライバーとしては山本とグロージャンの二人が登録され全戦に帯同することとなった)。
 
[[2008年ドイツグランプリ|第9戦ドイツGP]]でピケJr.が2位表彰台を獲得。初のナイトレースとして行われた[[2008年シンガポールグランプリ|第15戦シンガポールGP]]では、アロンソがチームにとって[[2006年日本グランプリ (4輪)|2006年日本GP]]以来となる勝利を果たした。アロンソは次戦[[2008年日本グランプリ (4輪)|日本GP]]でも勝って連勝を成し遂げた。
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2006年から続いたV8エンジン規定の最終年となる2013年は、[[レッドブル・レーシング|レッドブル]]の[[レッドブル・RB9|RB9]]を駆る[[セバスチャン・ベッテル]]が圧倒的な成績で4年連続チャンピオンに輝いた。コンストラクターズタイトルもレッドブルが獲得し、両タイトルで4連覇を達成した。
 
[[2014年のF1世界選手権|2014年]]はエンジンの規定に大きな変更があり、それまでの2.4リッターV8自然吸気エンジンが、1.6リッターV6ターボエンジンに[[運動エネルギー回生システム|エネルギー回生システム]](ERS)も含めた“パワーユニット”に改められた。ルノーが用意した'''ルノーエナジーF1-2014'''は、2013年まで供給していた[[レッドブル・レーシング|レッドブル]]、[[ロータスF1チーム|ロータス]]、[[ケータハムF1チーム|ケータハム]]に加え、[[スクーデリア・トロ・ロッソ|トロ・ロッソ]]に供給された。トロ・ロッソが加わった一方で、[[ウィリアムズF1|ウィリアムズ]]は離脱がメルセデスに変更したため、この年も4チームに“パワーユニット”を供給することとなった。
 
前年までは選手権を席巻したレッドブル・ルノーだったが、この年はメルセデスエンジンの圧倒的な強さの前に苦杯をなめさせられ、3レースで優勝しコンストラクターズランキングでは2位を確保したものの、年間16勝を挙げタイトルを獲得したメルセデスワークスチームに大きく水を開けられる結果となった。レッドブル以外のルノーエンジン搭載チームにいたっては、いずれもメルセデスエンジン搭載チームはおろか、フェラーリエンジン搭載チームの下位に甘んじる結果となった。そうした事態を受けて、同年末にルノーは[[イルモア]]との提携を発表し<ref>[http://f1-gate.com/renault/f1_25947.html ルノー、イルモアとの提携を歓迎] - F1-gate.com・2014年12月24日</ref>、開発体制の再構築を行うことになった。
 
[[2015年のF1世界選手権|2015年]]はロータスがメルセデスに変更、ケータハムがF1から撤退したため、レッドブルとトロ・ロッソの2チームへの供給体制となったが、前年に引き続きパワー不足と信頼性の低さに悩まされ低迷。これに業を煮やしたレッドブルとトロ・ロッソはルノーとの供給契約を2015年一杯で打ち切ることを決断する<ref>{{cite news | url= http://f1-gate.com/redbull/f1_28412.html |title= レッドブルの決別 「ルノーの失敗は資金を投入しなかったこと」 | publisher= F1-Gate.com | date= 2015-09-13 | accessdate= 2015-09-28}}</ref>。トロ・ロッソはフェラーリの1年落ちのエンジンを供給されることが決まったが<ref>{{cite news | url= http://f1-gate.com/tororosso/f1_29388.html |title= トロ・ロッソ、2016年にフェラーリの2015年型エンジン使用を正式発表 | publisher= F1-Gate.com | date= 2015-12-05 | accessdate= 2015-12-12}}</ref>、レッドブルは他のエンジンメーカーからの供給を拒否されたため<ref>{{cite news | url= http://f1-gate.com/redbull/f1_29369.html |title= レッドブル、“タグ・ホイヤー”エンジンを搭載? | publisher= F1-Gate.com | date= 2015-12-03 | accessdate= 2015-12-12}}</ref>、引き続きルノーエンジンの供給を受けるものの「'''[[タグ・ホイヤー]]'''」の[[バッジネーム]]を付けて2016年シーズンを戦うことが決定した<ref>{{cite news | url= http://f1-gate.com/redbull/f1_29387.html |title= レッドブル、“タグ・ホイヤー”パワーユニットでの参戦を正式発表 | publisher= F1-Gate.com | date= 2015-12-04 | accessdate= 2015-12-12}}</ref>。