「東急バス東山田営業所」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Fjruekdsk (会話 | 投稿記録)
高田線の項を実態に合わせて加筆修正
14行目:
* 2008年[[11月1日]]:横浜市営地下鉄グリーンラインの影響により、一部を除く路線で減便・廃止などのダイヤ改正を実施。
 
== 現行路線 ==
 
=== 野川久末線 ===
* 杉06:[[武蔵小杉駅|小杉駅前]] - [[武蔵中原駅|中原駅前/中原]] - 千年 - 野川 - 久末 - 道中坂下
40 ⟶ 41行目:
 
=== 日吉線 ===
[[ファイル:TokyuBus H983 hi22TokyuBus_H983_hi22.JPG|thumb|rightサムネイル|200px200x200ピクセル|日吉駅西口の浜銀通りを出て日吉駅バスターミナルへ向かう日22]]
* 日21:[[日吉駅 (神奈川県)|日吉駅]] - 下田仲町 - 新田坂下 - 下田町 - 高田町(山本記念病院)
* 日22:日吉駅 - 下田仲町 - 新田坂下 - サンヴァリエ日吉
57 ⟶ 58行目:
日吉線は、[[港北区]]の北端を東西に走る路線であり、日吉駅と[[都市機構]]住宅のサンヴァリエ日吉を結ぶ日22系統と、同駅と高田町を結ぶ日21系統からなる。高田町の終点は高田線などが停車する高田停留所とは大きく離れたところにあるため、「山本記念病院」の副名称をつけて区別している。日21系統については誤乗防止のため、方向幕は黒地で表示されていたが、行先表示機がLED式となったため一時見られなくなっていた。その後2006年10月頃にLEDの表示変更がなされ、系統番号が反転表示になっている。
 
路線全般が狭隘路であるが、沿線に住宅地を抱えており利用者が多いため、運行は大型車によって行われている。ただし、他の路線とは異なりバックアイ・マーカーランプ付きの車両が充当されており、ノンステップ車やワンロマ車が走ることはない。

大型車で運行されているにも関らず、ラッシュ時には度々積み残しが発生し、朝ラッシュ時における日吉駅近くの停留所では満員通過が当たり前となっている。このため、乗降客の多いバス停には臨時の係員も動員され、狭い道での乗降時間短縮を図っている。この為、一部には中ドア付近の座席を撤去したバスや中ドア付近の座席を最初から設けず、立ち席や車椅子のスペースとしたバスが存在した。これらの理由により、日吉線は、東山田営業所でも有数のドル箱路線となっている。

かつては今より道幅の狭い箇所がいくつもあり、道路の拡幅に手間取ったため、ワンマン運転の開始は1973年と非常に遅い時期のことである。最終的には、運転手を動員して道路の拡幅工事が行われたとのエピソードも残されている。
 
両系統は日吉駅 - 新田坂下間で同一経路をとり、ダイヤも共通に組まれている。日中時間帯の運行本数は日22系統は毎時8本程度、日21系統は毎時2本程度となっている。出入庫は日40系統、高田町と営業所間の回送出入庫、深夜バスの一部で日40系統のいずれかで行う。なお一時期、日吉駅 - 高田町 - (下根住宅前) - (百石橋) - 東山田営業所という入出庫系統が存在したが、現在はない。
 
=== さくらが丘線 ===
[[ファイル:Tokyubus-ka546-hi23-20070927.jpg|thumb|rightサムネイル|200px200x200ピクセル|川崎営業所担当時代の専用色]]
* 日23:日吉駅 - 井田坂 - 井田病院正門前 - [[さくらが丘Issac日吉|さくらが丘]]
*: 日吉矢上通過。始発 - 9:00まで。さくらが丘入口 - さくらが丘間、フリー乗降区間。
101 ⟶ 106行目:
* [[2014年]][[12月1日]]:大同メタル前停留所を「高田消防前」に名称を変更。
 
日40系統は、日21・日22系統(日吉線)などの出入庫として運行される。そのため、書類上は日吉線に含まれるが、本項では運行区間の関係上こちらで述べる。前述の理由により、バックカメラ装備の車両で限定運用され、また日吉駅への到着時は、他系統が使用する綱島街道沿いの降車停留所ではなく、駅南側のバスプールに入る。バスプールの綱島街道側出入口には、遮断機が設置され、運転士がリモコンによって開閉する。なお、高田駅開設まで日吉駅方向は高田停留所(現・高田駅前停留所)には停車しなかった。これは他の系統でも同様である。

平日朝には日40系統で往復する運用(日吉側は日吉駅東口発着)もあり、この運用にはバックカメラ非装備の車両も使用できるため、ハイブリッドノンステップ車やワンロマ車が使用されることもある。朝の日吉駅行きと平日朝・夜間の東山田営業所行きは本数が多い反面、それ以外の時間帯は運行間隔が4時間以上開くところもあり、休日に至っては東山田営業所行きの始車が13時前後とかなり遅く、日吉駅行き終車が18時前後と早い。ただし一時期、綱50・綱54系統が廃止された現在時期では、下根住宅前 - 長泉寺間は一般路線は当系統のみ運行される独自区間となっていた。その後、綱50系統が復活し本数が大幅に増えた現在では、当系統の独自区間はのちめ不動 - 長泉寺間に短縮された
 
日41系統は、日吉側の区間便。横浜市営地下鉄グリーンラインから離れた日吉元石川線沿線、北綱島地区の交通を確保するため、昼間は概ね40分間隔で運行されている。時間帯によっては出入庫のため日40系統として運行され、日41系統として運行している時間帯にも日40系統が挟まれて運行されることがある。日吉線とは異なりノンステップバスが主に使用されていたが、現在はワンステップバスの使用も多くなっている。
 
=== すみれが丘線 ===
[[ファイル:Tokyu bus route map Tokyu_bus_route_map_- Sumiregaoka_Sumiregaoka.svg|thumbサムネイル|250px250x250ピクセル|路線図]]
* 鷺01:[[鷺沼駅]] - 中有馬 - すみれが丘 - 北山田駅 - 東山田営業所
* 鷺03:鷺沼駅 - 中有馬 - すみれが丘 - 長徳寺前 - センター北駅
145 ⟶ 152行目:
* [[2010年]](平成22年)10月1日:川崎営業所廃止に伴う系統異動により、川崎担当便を東山田へ移管。高津担当便もトランセ管理委託を解除の上で引き受け、単独所管となる。
* [[2011年]](平成23年)4月1日:川崎市バス担当便のうち、鷺沼駅 - 井田営業所系統を除く全便が菅生営業所に移管、[[相模神奈交バス]](現:[[神奈川中央交通|神奈川中央交通東]])管理委託となる。
* [[2017年]](平成29年)3月26日:川崎市バスが菅生営業所を直営化、神奈川中央交通東による管理委託先を菅生営業所から井田営業所へ変更。これに伴う同日のダイヤ改正により川崎市バスは全区間が菅生との共管となる。東急バスとの共管区間は変更なし。
 
東急バスと川崎市バスの[[共同運行]]路線。当初は[[東急バス高津営業所|高津営業所]]の管轄だったが、東山田営業所の開設により移管、その後[[東急バス川崎営業所|川崎営業所]]との共管路線となった。川崎市バス・東急バス川崎営業所担当便はそのままで、東山田営業所担当便が再び高津営業所の担当となり、事実上東急バス直営・東急トランセ管理委託・川崎市バスの3者共管路線となったが、川崎営業所廃止に伴う系統異動により再び東山田の単独所管となっている。川崎市バス側は[[川崎市バス菅生営業所|菅生営業所]]および[[川崎市バス井田営業所|井田営業所]]の管轄([[神奈川中央交通|神奈川中央交通東]]管理委託)となっている。2017年(平成29年)3月までは井田営業所発着便のみを井田営業所が、その他の便は菅生営業所が所管していた。{{main|川崎市バス菅生営業所#有馬線|川崎市バス井田営業所#有馬線}}
161 ⟶ 168行目:
* [[1998年]]:センター北駅 - 横浜国際プール系統を開設。
* [[2000年]][[12月16日]]:センター北駅 - 横浜国際プール系統をセンター南・北駅 - 横浜国際プール(構内) - 東山田営業所(後の南32/北32)へ改編。
* [[2002年]][[6月16日]]:循環系統(北33・北53・南33・南53系統)に改編<ref name="HOT253" />。従来系統も出入庫便として存続。
** 但しこの時はセンター南駅 - サレジオ学院を直通する便は存在しなかった。また、国際プール構内乗り入れも一部残された。
* [[2003年]][[3月19日]]:国際プール構内乗り入れを廃止。それに伴い南32・北32系統が消滅。南31系統も一旦廃止。南33・53系統のセンター南 - サレジオ学院を直通する便を開設。
266 ⟶ 273行目:
 
== 配置車両 ==
{{出典の明記| date = 2016年8月}}
 
日吉営業所時代の最末期は[[いすゞ自動車|いすゞ]]車で統一され、モノコック車やキュービック純正車、富士重5Bボディワンロマ車が配置されていた。
東山田営業所の発足当初は日吉営業所から引き継いだ[[いすゞ自動車|いすゞ]]車および高津営業所などから転属してきた[[日野自動車|日野]]車という構成であり、しばらくはこの2社で新車導入がなされた。いすゞ車は[[1996年]]以降新車導入されなくなったが[[2006年]]から再び導入を再開している。[[2000年]]から、[[三菱ふそうトラック・バス|三菱]]車の配置が始まった。[[2003年]]からは再び[[日野自動車|日野]]車の新車がワンステップバスを中心に導入され始め、現在ではいすゞ車、三菱車、日野車が中心となっている。
273 ⟶ 281行目:
 
=== 一般乗合車 ===
[[ファイル:Tokyubus-h1179.jpg|thumbサムネイル|250px250x250ピクセル|創立20周年2代目観光塗装車(H1179)]]
車種は基本的に大型短尺車で構成される。本営業所所属車両の特徴として、一つはノンステップ以外の一般路線車は一部を除き、バックカメラを装備しているのが特徴である。これは、日吉線で狭隘路を走行するためであり、日吉営業所時代からの伝統である。他の営業所からの転入車が生じた場合は、その車両に対してバックカメラやマーカーランプの取り付けが行われることがある。バックカメラとマーカーランプはワンステップバスのうち、いすゞ・エルガの過半数、日野・ブルーリボンシティとブルーリボンIIの全車、三菱ふそう・エアロスターのほぼ全車に装備されている。もう一つは[[2004年]]に他営業所に先駆けて[[発光ダイオード|LED]]方向幕の装備が進められたことであり、後述のワンロマ車を含め全車に装備されている。
 
287 ⟶ 295行目:
 
=== さくらが丘線用 ===
[[ファイル:Tokyubus-kap10-hi23-20060302.jpg|thumb|rightサムネイル|200px200x200ピクセル|初代専用色車(ポンチョ)]]
[[日野・リエッセ]]が9台在籍する。以降本項では、川崎営業所担当時代からの車両の変遷について述べる。運行開始当初は専用色の[[日野・ポンチョ]]4台の体制であったが、利用者数が増加したため、[[2004年]]4月に[[三菱ふそう・エアロミディME|エアロミディME]]が2台増備された。その後も乗客の増加は続き、[[2005年]][[1月]]にはポンチョ4台のうち3台をより収容力の大きいリエッセに置き換えた。捻出されたポンチョは一般色化の上新羽営業所へ転属し、[[東急バス新羽営業所#新吉田線|綱74]]系統に投入され、うち2台はその後[[東急バス高津営業所|高津営業所]]へ再転属した。その後[[2006年]][[5月16日]]のダイヤ改正に伴い、リエッセが2台増車され、それに伴い残っていたポンチョ1台も転出した。