「オリンピック賛歌」の版間の差分

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ところが、この楽譜が作曲者サマラス自身の手でピアノ用に編曲されたものだったため、[[日本オリンピック委員会]]は、[[日本放送協会|NHK]]を通じて[[作曲家]]の[[古関裕而]]に依頼し、[[オーケストラ]]用に採譜・編曲した。そして同年[[5月14日]]の総会開会式で、当時の[[アベリー・ブランデージ]]会長以下各国のIOC委員並びに関係者の臨席の下、[[NHK交響楽団]]が古関版オリンピック賛歌を演奏・披露。[[国際オリンピック委員会]]は[[日本]]の善意と曲の素晴らしさに感激、以後この古関版を公式に賛歌と認定した。なお、原曲およびオーケストラ用の総譜は、IOC本部に保管されている。
 
公式に認定された後に最初に開催された[[19561960ルチナ・ダンペッツオオリンピック|1956年コルチナ・ダンペッツオ冬季オリンピック]]・[[1956年メルボルンオリンピック|1956年メルボルン夏季ーバレーオリンピック]]から開閉会式に演奏されている。[[オリンピックシンボル|オリンピック旗]]の掲揚、降納に合わせて演奏されることが多い。それ以外では、[[1988年ソウルオリンピック|ソウルオリンピック]]の際に、開会式でギリシャとその後に続いた数カ国の入場行進時のBGM(入場行進曲)として唯一利用されている。
 
[[2013年]]、[[アルゼンチン]]の首都・[[ブエノスアイレス]]で行われ2020年大会の東京開催が決まった[[第125次IOC総会]]では、当時の会長[[ジャック・ロゲ]]による発表直前に1分前後に編集されたインストゥルメンタル版の録音が流された。この模様を含めた発表セレモニー全体はIOCが[[YouTube]]の公式チャンネルで配信している<ref>{{YouTube|rF4JP-nynfE|Announcement of the host city for the Games of the XXXII Olympiad in 2020(IOC公式チャンネル)}}</ref>。
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!年!!大会!!言語!!備考
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|19561960||[[19561960ルチナ・ダンペッツオーバレーオリンピック|ルチナ・ダンペッツオーバレーオリンピック]]||[[イタリア]]||[[1896年アテネオリンピック]]以来、初めてオリンピック賛歌がこの大会で奉唱された。
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|1956||[[1956年メルボルンオリンピック|メルボルンオリンピック]]||[[英語]]、[[スウェーデン語]]||開閉会式時に両方の言語で奉唱された。スウェーデン語が使用されているのは[[1956年メルボルンオリンピックの馬術競技|大会の馬術競技]]が検疫の関係上[[ストックホルム]]で行われたため。
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|1960||[[1960年スコーバレーオリンピック|スコーバレーオリンピック]]||英語||
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|1960||[[1960年ローマオリンピック|ローマオリンピック]]||イタリア語||