「女性史」の版間の差分

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女性解放運動の第2波は、[[1970年]]頃に起きる。[[ウーマンリブ]]運動である。[[1960年代]]後半の[[全共闘]]時代、最も既成秩序にラジカルに反逆したはずの[[新左翼]]でさえ、男子学生は街頭[[デモ]]、女子学生は[[キャンパス]]内で[[おにぎり]]作り、と[[性役割]]を強制された。この反省から、女子学生たちは、「女性は男の[[奴隷]]ではない」「女性は男の[[肉便器]]ではない」と主張を始め、[[おなら]]や[[唾吐き]]などの、ことさら女らしくない行動を取ったり、「男の好悪で女性を評価されるのはご免こうむる」と、[[学園祭]]における[[ミス・コンテスト]]を中止に追い込んだ。ただし、ウーマンリブの[[活動家]]は、納得できる男性に出会えれば、運動を離脱する場合が多く、運動は次第に下火になった。
 
女性解放運動の第3波は、[[1990年代]]後半に押し寄せた、[[ジェンダーフリー]]運動である。男女の[[差別]]だけではなく、[[区別]]まで撤廃せよとのこの運動は、[[男女共同参画基本法]]の制定など、[[政府]]を動かすほどの力を持ったが、男女の[[生物学]]的な違いを無視しているとの指摘が始まり、[[保守]]陣営を中心に、強力な反対運動が展開されている。政府は、男女共同参画は、ジェンダーフリーを目指したものではないと弁明している。