「タンタンの冒険」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
メメ (会話 | 投稿記録)
メメ (会話 | 投稿記録)
254行目:
: 双子でもなく親戚でもないのに顔も名前も服装も声も性格もそっくりな[[国際刑事警察機構|インターポール]] (ICPO) の刑事。初登場は「ファラオの葉巻」だが、「タンタンのコンゴ探険」でも登場している<ref>1946年にカラー版が出版された際に加筆されたもの。元々の作品では、全く別のキャラクターが同じ台詞を喋っている。</ref>。イギリス風の紳士服をきている。
: 黒いスーツと山高帽、ステッキというおそろいのファッション。2人の見分け方はヒゲにあり、ヒゲの両端が跳ね上がっているのがデュポンで、垂れ下がっているのがデュボンである。
: 職務に忠実ではあるのだが常にドジばかりしており、階段から落ちたり床で滑って怪我をするのは日常茶飯事。人目に立つ奇異な変装をする(『めざすは月』ではその変装のせいでギリシャの革命党員(シルダビアの民族衣装と思っていた)に間違われ逮捕されている)、どんな機密事項もあっさりと喋ってしまう、護送中に居眠りをして逃げられる、市場でスリを捕まえようとしたときに自分が財布をすられた挙句置き引きと間違われる、警護任務をうっかり忘れる、骨格標本を逮捕する、挙句の果てには午前と午後を取り違えて月ロケットに乗り込んでしまい、誤って宇宙に飛び立ってしまったこともある(この時にはロケットが酸素不足となりタンタン・ハドック・ビーカーらを窮地に追い込む)など、刑事らしからぬ行動がかなり目立つが、最終的にはタンタンの活躍により任務を果たすため、優秀な刑事の扱いをされている。自分達がドジな事に自覚が無く互いにドジを起こしても互いにミスを擦りつけ認めようとしない。また犯罪者を逮捕する際に格好付ける一面を見せる辺り目立ちたがりな事が伺える
: 登場初期は真犯人の罠にあっさり嵌り、タンタンを麻薬密売人や強盗と誤解して誤認逮捕してしまうことが多々あった。命令によって止むを得ず逮捕したこともある。ところが、その際はタンタンをあっさり逃がしたり、2人揃って居眠りして再びあっさり逃してしまった上にタンタンから手錠を掛けられ、手錠を掛けたまま2人揃って行動する羽目になってしまう事が有ったが、最終的には和解して現在は彼に事件の情報を与えるほど信頼して友人となっている。
: 各言語版で名前は異なるが、英語版ではトムソンとトンプソンであるなど、いずれもよく似た(紛らわしい)名前が付けられているという点は共通である。また、発音が紛らわしい言語版ではしばし何らかの区別読みを行う場合がある。例えば日本語版では「イカレポンチのポン」「ボンクラのボン」という形で、フランス語版ではDupondとDupontともにありふれた姓であり、加えていずれも発音が同じ「デュポン」であるため、語尾の文字を取って「デュポン・デー」(d)、「デュポン・テー」(t) と区別する。2人をまとめてLes Dupondtと称する。